「食べても太らない人かどうかは、手首を見ればわかるって本当?」
そんな疑問にお答えします。
1)【食べても太らない人】は手首を見ると分かる?信ぴょう性も
2)太らない体質かを手首で確認する簡単な方法
3)食べても太らない人はなにが違うのか?理由4つ
4)努力して太りにくい体質を手に入れる方法2つ
自分が太りやすいのか太りにくいのか、実感としてなんとなく理解しているかもしれませんが、体質的にどうなのか気になりませんか?
一説によると、手首でそれを確認することができるのだそう。
それは本当なのでしょうか。
結論から申し上げますと、信ぴょう性は薄いものの一つの指標にはなり得ます。
この記事では、具体的な確認方法をはじめ、太りにくい体質を自分でつくるコツについても解説していきます。
気になる方は必見です!
それでは見ていきましょう。
1)【食べても太らない人】は手首を見ると分かる?信ぴょう性も
「手首の状態だけで食べても太らないかどうかを判別できる」というのは、あまり信ぴょう性が高い話とは言えないようです。
この説は20世紀アメリカの心理学者ウィリアム・シェルドンが提唱したもので、彼は性格や気質を体格や体型の違いで3つの「胚葉型」に分類する類型論を提唱しました。
科学的根拠はないため絶対にそうとは言い切れませんが、そういう傾向があるかもしれないと認識するには手軽な方法なので、一度確かめてみるのも良いかもしれませんね。
2)太らない体質かを手首で確認する簡単な方法
1秒でできる方法を解説します。
胚葉型の確認方法と特徴
確認方法は「利き手の親指と中指で、もう片方の手首を掴む」。
たったこれだけです。
この時の親指と中指の状態で、以下に示す3つの型に分けられます。
②親指と中指がギリギリつく程度:中胚葉型
③親指と中指がつかない:内胚葉型
それぞれの発達しやすい場所を指標にし、体型や太りやすさの違いを以下のように見出しています。
・外胚葉型(神経系が発達しやすい):「やせ型」かつ「太りにくい」
・中胚葉型(骨格・筋肉が発達しやすい):「筋肉質」かつ「太りにくい」
・内胚葉型(消化器・呼吸器が発達しやすい):「ぽっちゃり体型」かつ「太りやすい」
「ハードゲイナー」かを確認する目安にも?
ちなみに、上記のように太りやすいか否かではなく、筋肉がつきやすいか否かを確認する目安としても話題になったことがあります。
親指と中指を楽にくっつけることができた人は「ハードゲイナー」であり、これは「筋肉がつきにくい人」を指すそうです。
この説に関しても科学的根拠があるわけではありません。
しかし日本体育大学体育学部の岡田隆准教授によると、手首が細い=骨が細い→筋肉がつきにくい可能性がある、という見方もできるとのこと。
逆に手首が太い人は逆に筋肉がつきやすいとも考えられるそうです。
3)食べても太らない人はなにが違うのか?理由4つ
食べても太らない人には何か秘密があるのでしょうか。
傾向として挙げられるのは以下の4つです。
②運動習慣がある
③腸内環境が整っている
④脂質・糖質が多いものを過剰に摂取しない
基礎代謝が高いと普段の生活での消費エネルギー量も多くなり、さらに定期的に運動をすることでエネルギー消費と代謝の維持・増進が図れます。
また腸内環境が整っていると規則正しく排泄ができ、むくみも解消。
便秘は代謝が落ちたり脂肪を溜め込んでしまったりしてしまう原因となるので、日ごろのお通じを改善するのは非常に大事と言えます。
考えてみれば『当たり前』のことばかりですね!
4)努力して太りにくい体質を手に入れる方法2つ
胚葉型で「太りやすい」と言われてしまうと、覆らないような気がしてモチベーションが下がってしまいますよね。
確かにそのような傾向はあるかもしれませんが、努力次第で太りにくい体質に近づけることは可能です。
ここではその方法を2つ紹介していきます。
①基礎代謝を上げる
基礎代謝とは、生きていくために必要な最低限のエネルギーのことを指します。
1日の総エネルギー消費量の約60%を占めており、運動等で消費するエネルギーよりも多いのです。
つまり、基礎代謝を向上させることで何もしなくてもエネルギーが消費されていき、太りにくい体へと変化します。
基礎代謝を上げる方法としては、主に生活習慣の改善と筋肉量の増進です。
生活リズムが乱れると自律神経が乱れ、代謝が落ちやすくなります。
また睡眠中にもエネルギーが消費されたり代謝を維持するホルモンが分泌したりするので、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。
また筋肉量が多いほど基礎代謝が高くなります。
基礎代謝に占める筋肉の割合は2割ですが、筋肉があることで運動時のエネルギーも多く消費されますし、努力で変えやすい部分でもあるのでおすすめです。
②食べる内容と時間を見直す
規則正しく食事を摂るようにしましょう。
食事を抜くというのは痩せるのに手っ取り早い方法と思われがちですが、食事を抜いてしまうと身体が飢餓状態に陥ったと認識し、脂肪を蓄えようとしてしまいます。
また、抜かないまでも極端に量を減らすと筋肉も落ち、代謝も落ち、結局不健康な状態になるので、バランスの摂れた食事を適量食べることを意識してください。
以下のようなバランスを意識すると、太りにくい体型になっていくようです。
・脂質:1~2割
・炭水化物:4~6割
ダイエットをする際にまず削りがちなのはご飯やパンなどの炭水化物だと思いますが、実は全体の4~6割を占めるのが理想とされています。
筆者も痩せたいときはよくご飯を抜いていたので、今後は気をつけようと思います(笑)。
まとめ
・信憑性はビミョー。しかし傾向を掴むのには〇
・基礎代謝の上昇と適切な食事が太りにくい体質をつくる
今回は、食べても太らない体型の特徴やそうなるための方法について解説していきました。
元々の骨格や体質を認識しておくのは、身体をつくっていく上で重要なことです。
手首の太さはそういった指標の一つになるかもしれません。
もしも太りやすい型だったとしても行動次第で太りにくい体質に近づけることは可能なので、よければこの記事を参考にしつつ生活改善を図っていきましょう!
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