
「押し入れシートって効果あるの?必要?」
こんな疑問を解消します。
1)【押入れシート】は必要か?
2)押入れシートの効果やメリット3つ
3)デメリット2つ
4)押し入れシートを使うのに向いている人
押し入れの湿気にお悩みではありませんか?
扉を開けるとなんかもわっとしている……と思った経験がある方もいらっしゃるかと思います。
そんな時の対策として押し入れシートが挙がりますが、実際必要なのでしょうか??
結論から申し上げますと、万能ではないものの、ないよりはあった方が良いでしょう。
この記事では具体的な効果のほか、デメリットについても解説していくので、気になっていた方はぜひ最後までご覧ください。
1)【押入れシート】は必要か?
押し入れシートはないよりはあった方が良いですが、これさえあれば万全! というものではありません。
押し入れは空気が滞りやすく湿気が溜まりやすいもの。
そのため、カビやダニの繁殖を防止するために何らかの対策を講じる必要があります。
その選択肢の一つとして、押し入れシートは一定の効果が得られるでしょう。
しかし、置きっぱなしにしていると逆にホコリが溜まってしまいますし、空気の流れ自体は変わりません。
そのため、すのこを敷いて空気の通り道を作ったり、定期的に扉を開けて換気したりなど他の対策も併せて行なう方が効果が得られるでしょう。
2)押入れシートの効果やメリット3つ
ここでは押し入れシートで得られる主な効果を3つ紹介していきます。
ただし商品によって異なるため、詳しくはパッケージをご覧ください。
①除湿・防カビ
シリカゲルが使用されている押し入れシートは除湿効果が期待できます。
ちなみにシリカゲルとはお菓子の乾燥材にも使用されており、透明で粒々したもの。
それら一粒ひと粒に小さな穴が開いており、そこから水分を吸収するのです。
また、湿度が下がることでカビの繁殖が抑えられる効果も。
カビはじめじめした空間が大好きなので、除湿と防カビはワンセットと考えても良いでしょう。
②抗菌・消臭
抗菌・消臭効果がある押し入れシートなら、しまいっぱなしでこもりがりなニオイを抑制する効果が期待できます。
しかし扉をしめ切ってしまうと結局空気が滞ってしまうため、可能であれば定期的に押し入れ内の空気を入れ替えることをおすすめします。
③防虫
カビと同じく、ダニなどの虫は湿度が高い場所を好みます。
さらに押し入れにしまうことが多い布団は繁殖場所として好まれやすい傾向にあります。
というのも、ダニらは髪の毛や皮脂も餌とするから。
つまり、押し入れはじめじめしていてエサもあるというパラダイスなのです。
そのため、除湿効果に加えて防虫効果のある押し入れシートを入れておくことは、彼らの活動を阻止するのに役立つと言えるでしょう。
3)デメリット2つ
一方、デメリットも存在します。
ここからは押し入れシートを使うデメリットを2点紹介していきます。
①布団などの出し入れがしにくくなる
シート状なため、布団等を出すときに巻き込まれて一緒に出てきてしまう恐れがあります。
逆に、それを阻止しようとしながら出すと布団自体が出しにくくなり、ストレスが溜まってしまうかも……。
ではシートを貼りつけてしまえばいいのでは、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかしそうすると埃や湿気が溜まってしまったりして逆効果になってしまいます。
②カビが成長してしまう恐れがある
既にカビがいる状態でシートを設置してしてもあまり効果が得られないだけでなく、貼りつけるタイプの場合はさらに繁殖してしまう恐れがあります。
カビに関しては「防ぐ」という効果なので、すでに湿気が高くてカビがある場合はカビを除去してからシートを導入するようにしましょう。
あるいや、すのこを使用するのもおすすめ。
扉を全開にしておくことで空気の通りがよくなりますよ。
4)押し入れシートを使うのに向いている人
押し入れシートが向いている人を強いて挙げるなら、「定期的な手入れができる人」です。
押し入れシートはすのこと違って、定期的な交換が必要になります。
半年ほどもつ商品もありますが、逆にそこまで長持ちすると忘れてしまうことも……。
交換時期を忘れずにいられて、その上できちんと実行に移せる人が向いていると言えるでしょう。
つい忘れてしまう、めんどくさくなってしまう、という方は、シートを使わずすのこだけの方が良いかもしれません。
また、布団等をぎゅうぎゅう詰めにせずきれいに畳んで収納するだけでも空気の停滞度合いは改善されるので、試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
残念ながら、押し入れシートは万能のものではありません。
しかし定期的な換気や他グッズとの併用によって、より高い効果を得られるでしょう。
100均でも売っていて手軽に手に入るので、気になった方はまず試してみてはいかがでしょうか。
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