「お歳暮を贈ろうと思ってるんだけど、11月中は早すぎるのかな」
1)【お歳暮の時期】は11月中旬でも問題ない?地域ごとに解説
2)お歳暮を贈る一般的な時期
3)贈る時の注意点
4)11月に贈る人が増加している意外な理由
年の暮れになるといたるところで広告が打ち出されていきますよね。
近年は先取りするかのように、早くから宣伝している企業も少なくありありません。
今年もこの時期がやってきた、と毎年の恒例行事になっている方も多いかと思います。
しかし贈る時期に悩んだことはないでしょうか。
12月のイメージがありますが、
タイミング的に11月中に贈ってしまいたいのだけど……
という時もあるかもしれませんよね。
結論から申し上げますと、基本的には12月ですが、特に関東在住の方へは11月中でも不思議ではないのだそう。
この記事では、一般的な時期から贈る際の注意点などを解説していきます。
1)【お歳暮の時期】は11月中旬でも問題ない?地域ごとに解説
基本的には12月、関東では11月でも
そもそもお歳暮とは、お世話になった人へ1年の感謝を伝えるための贈り物です。
つまり、基本的には年の暮れに届くようにするのが最も意味と合っていると言えるでしょう。
しかし関東在住の方に対しては、11月中に贈るというパターンも散見されるそうです。
年末は帰省や旅行等で家を離れることもあるため、早めの方が好都合という場合も。
可能であれば、実際に聞いてみるのが1番手っ取り早いかと思います。
その他の地域
沖縄は12月初旬、関西は12月13日から……などと説明するところもあるものの、
確定事項ではないので各サイトによって少しずつ異なっています。
しかし基本的に関東以外は12月以降が基本、と覚えておけば良いでしょう。
2)お歳暮を贈る一般的な時期
先述の通り、お歳暮は1年の感謝を伝えるためのものです。
そのため12月中に贈るのが一般的とされています。
厳密に日程が決まっているわけではありませんが、お正月始めの日である12月13日を目途にするのがおすすめです。
また、お正月の準備等で忙しくなる前にやり取りできるのが望ましいので、なるべく20日までには届けられるようにしたいところ。
ただし、お正月用の生鮮食品等を贈るのであれば、12月末になっても問題ないでしょう。
3)贈る時の注意点
ここからは贈る前に確認しておきたい注意点を3つ解説していきます。
受け取れない業種の人もいる
公務員や政治家は利害関係者から物品を受け取ることが禁止されており、お歳暮もその対象となっています。
政治家はイメージがつきますが、市役所の職員や教諭もダメというのは少し意外でした。
ただし親戚などとやり取りするのは問題ないのだそう。
また、民間企業でも贈答禁止令を敷いているところが増えてきています。
良かれと思ったことが迷惑になることもあるので、事前に贈っても良いか確認しておきましょう。
し、知りませんでした(汗)
受け取れる日を選ぶ
魚介類や肉類など、生鮮食品は相手が受け取れる日、そして受け取った後にきちんと食べきれる日数を考慮して日にちを調整しましょう。
いくらクール便で贈っても、受け取ってもらえなければ溶けて傷んでしまいます。
相手が家を空ける日が多く、タイミングも図りにくいのであれば、生鮮食品は諦めて乾物系や飲料など、日持ちするものを選ぶのがおすすめです。
喪中の時は49日を過ぎてから
自分あるいは相手が喪中であってもお歳暮はやり取りできますが、不幸の直後は避けた方が良いとされています。
49日を過ぎれば贈っても構いませんが、包装は無地の短冊や奉書紙を用いるなど簡素なものにしましょう。
4)11月に贈る人が増加している意外な理由
11月に贈る人が増えているのは、近年百貨店等がしのぎを削っている「早割」が影響しているという説があります。
早割とは、注文のピークである年末をずらし前もって注文することで割引されるという制度。
母の日やクリスマスなど、様々なイベントで広く行なわれているため「利用したことがある!」という方も多いですよね。
ちなみに私も利用したことがありますが、安くなるだけでなく余裕があるうちに注文を済ませられるのも魅力的だなと思っています。
そんな早割ですが、注文後そのまま発送するというケースもあり、その結果11月中に届くことが多くなっているようです。
まとめ
お歳暮は11月中でも問題ありませんが、意味を大事にしたいのであれば12月中が良いでしょう。
ただし、贈る側・贈られる側の都合が最も大事なので、サプライズにしたいとき以外は事前に確認してみてはいかがでしょうか。
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