
「燃えるゴミの日なんだけど、缶もちょっと入れちゃってもいいかな」
「外から見えていないし、少しだけならバレないのでは?」
そんな疑問を解消します。
1)【燃えるゴミ】に缶を入れたらバレる?
2)バレたらどうなる?リスクやデメリット
3)手間がかからない!賢いゴミの分別方法

ゴミを出し損ねた、ちょっとしかないからゴミ袋を買うのがもったいない。
そのような理由から、他のゴミの日に紛れ込ませたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、それはリスキーな行為かもしれません。
結論から申し上げますと、燃えるゴミに缶を入れるとバレます。
この記事では分別をしなかった時に生じるリスクのほか、簡単にできる分別方法を解説していきます。
1)【燃えるゴミ】に缶を入れたらバレる?
大抵、燃えるゴミの袋は色がついていますし、さらに別の袋に入れるなど二重にすればバレないようにも思えます。
しかし、残念ながらゴミ収集のプロにはお見通しなのです。
ゴミ収集作業員の方々は、数えきれないほどのゴミ袋を運んできています。
そのため、持った時の感触やゴミ同士が擦れる音で何が入ってるかを感じ取れるのだそう。
燃えるゴミの中に缶を1本入れるだけでも、「おや?」と思われてしまう可能性は非常に高いと言えます。
2)バレたらどうなる?リスクやデメリット
実際にバレてしまった時、どのようなリスクがあるのでしょう。
ここでは3点に分けて解説していきます。
①回収されない
適切に分別されていないゴミ袋は、回収されずに置き去りにされてしまう場合があります。
違反シールを貼られ、放置されたゴミ袋を見たことはないでしょうか?
あれは収集日が違う、あるいは分別ができていないゴミ袋であることを示しています。

こうなると、再度分別し直して出すという二度手間になってしまうでしょう。
②身元が特定され、罰金が科される
場所によっては開封調査が行なわれることもあります。
開封したところでゴミを見て何がわかるの?と思うかもしれませんが、例えばハガキなどを一緒に捨てていると身元がすぐに特定されます。
それを元に、行政指導を受けることになるかもしれません。
また、違反シールが貼られたにもかかわらず知らんぷりをし続けていると、それが「不法投棄」と見なされてしまう可能性も。

廃棄物処理法に違反することとなり、悪質性が認められれば罰金刑に処されるリスクも高くなります。
③地域住民との関係性が悪くなる
分別違反をしているのがバレてしまった、行政指導を受けているのを目撃されてしまった……といったことで、近隣住民に「だらしのない人」というイメージを持たれてしまうかもしれません。
特に地域住民の結びつきが強いところでは噂話が広がり、周りの人の視線が冷たくなったり、関係性がぎくしゃくしたりなど、住みやすさに影響が及ぶ可能性もあります。
3)手間がかからない!賢いゴミの分別方法
ちょっとした気のゆるみで、罰金刑や引っ越しといったリスクを背負いたくはないですよね。
しかし日々の分別は意外と面倒なもの。
忙しさや疲れからついつい「まあいいや」となってしまいがちです。

そんな人のために、手間がなるべくかからない分別方法を3つ紹介していきます。
①分別を後回しにしない
何事も、溜まると着手するのが億劫になります。
「あとでやろう」と未来の自分に託してばかりいると、未来の自分の負担が大きくなるだけでなく、最悪やるのを諦めてしまうでしょう。
そのため、その都度分別していくのが最も負担が少なく確実にできる方法です。

慣れないうちは分別を確認するのに時間がかかるかもしれませんが、続けていくうちに無意識にでもできるようになるはず。
そうすれば、ゴミが溜まったらあとは収集日に出すだけでOKとなり、気が楽になるかと思います。
②分別ごとにゴミ袋/箱を用意する
燃えるゴミ、プラスチック……というように、最初から分別ごとにゴミ袋やごみ箱を設置するのがおすすめです。
地域によっては分別の種類が多くて大変かもしれませんが、頻繁に出るものでないものに関しては小さな袋にして邪魔になりにくい場所に置いておけば、幾分か解消できるかと思います。
缶やペットボトルを潰してもOKな地域であれば、そうすることでスペースの圧迫も軽減できますね。
筆者もこの方法をとっており、燃えるゴミ以外は指定ゴミ袋などにその都度入れています。

溜まってきたら結び目を縛って捨てるだけなので楽ちんですよ。
③見えるところに分別表を貼っておく
分別の仕方がわからないと「あとで調べよう」となりがち。
しかし調べるのもまた億劫で、結局そういったゴミが溜まっていく原因になってしまいます。
そうならないために、確認しやすい位置に分別表を貼っておきましょう。
家のどこかにテキトーに貼るのではなく、ササっと見られる場所がおすすめ。
とにかく「億劫だな」と思う要素をなるべく作らないのが鉄則です。
まとめ

ちょっとくらいならバレないだろう、という認識は甘いようですね……。
きちんと分別をしないことで様々なリスクを負うだけでなく、作業員の方々の負担も増えてしまいます。
気づかずに持って行ってくれたらいいな、という希望を託すのではなく、前もって分別をして確実に収集してもらえるようにしていきましょう。
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