「洗濯機を外に置いているから、ゴキブリが心配」
「侵入されない方法ってない?」
1)【洗濯機が外置き】ゴキブリの侵入を防ぐ対策4選!
2)外置き洗濯機にゴキブリが侵入する原因5選
3)ゴキブリが洗濯機に侵入した時の対処法
家の構造の関係上、部屋の外に洗濯機を置かなければならないこともあるかと思います。
夏は暑く冬は寒い……という問題の他に、ゴキブリが侵入しやすいというデメリットもありますよね。
この記事を読めば、侵入してしまう原因を知った上で対策に講じることができます。
侵入を許してしまった際の対処法についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
1)【洗濯機が外置き】ゴキブリの侵入を防ぐ対策4選!
それでは早速、外置き洗濯機をゴキブリから守る方法を4つ紹介していきます。
①洗濯機周辺を清潔に保つ
ゴキブリはジメジメしたところや不衛生な場所を好みます。
外だとなおさらゴミや小さな虫などが周辺に溜まりやすいので、定期的な掃除を行なうようにしましょう。
②洗濯機カバーを使用する
風雨や日光による劣化を防ぐため、洗濯機を外に置く場合はカバーをつけることが多いかと思いますが、ゴキブリ防止にも効果があります。
まだつけていない、という方は洗濯機を長持ちさせることにも繋がるので、ぜひ設置を検討してみてください。
二層式やドラム式など形状に合ったもの、UVカットや耐熱性など環境に合ったものがきっと見つかるはず。
ちなみに蓋部分はファスナーで閉じられるものだと耐久性が高く、またゴキブリの侵入も防ぎやすいかと思います。
③排水トラップを設置する
下水から排水ホースをつたって侵入してくる、という可能性も考えられます。
そのため、まずは排水トラップが付いているかを確認しましょう。
排水トラップとは臭いや害虫が上がってこないようにする器具のことで、大体の家には備わっているのですが、付いてないこともあるようです。
賃貸の場合は大家さんや管理会社と相談して取り付けてもらうのがおすすめ。
また、つけたからといって安心せず、排水口やホース周りは定期的に掃除をして清潔を保ってください。
④洗濯機や近くの外壁にある隙間をテープで埋める
③と同じく、ゴキブリが侵入できそうな隙間を埋めるという方法です。
外に置いていると、底面が傷つきやすくなります。
その小さな裂け目から入り込んでしまう可能性も……。
また、室内に入ってしまっていたゴキブリが家の隙間を通って洗濯機に移動するということも考えられます。
そのため、洗濯機周辺の隙間を念入りにチェックし、養生テープ等で埋めていくと安心です。
2)外置き洗濯機にゴキブリが侵入する原因5選
続いては、なぜゴキブリが侵入してしまうのかについて、考え得る原因を5つ解説していきます。
①湿気とゴミが溜まっている
ゴキブリはジメジメした場所を好みます。
洗濯後はどうしても湿度が上がってしまい、さらにすぐに蓋を閉めてしまうとカビが発生しやすくなります。
そしてなんとゴキブリは埃やゴミも食べます。
洗濯物と一緒に髪の毛も洗ってしまうことがあると思いますが、それが残っていると彼らの餌になってしまうかも……。
②周辺の温度が高めになっている
湿度だけでなく、温度が高いところも好きなゴキブリ。
ちなみに18℃以上から活動的になり始め、25℃あたりで絶好調になるのだそう。
そうなると産卵や孵化も活発化していきます。
洗濯機は稼働でどうしても熱を発するため、思ったよりも温度が高くなってしまうもの。
それを感知して寄ってきてしまうかもしれません。
③洗濯機の裏が繁殖場所になっている
最も洗濯機の温度が高くなるのは裏側です。
また、狭くて暗いという好条件も重なり、繁殖には打ってつけの場所なのです。
加えて最も目が届きにくい場所なので気づくのも難しく、なぜかゴキブリが増えている……ということにもなりかねません。
④排水ホースが移動経路になっている
排水ホースは最も洗濯機に侵入しやすいツールだと言って良いかもしれません。
室内でも排水溝から出てきてしまうことがありますが、外に置いていても同様のことが起こります。
またちょっとした隙間から入り込めるため、接続部分が甘いとそこから侵入してしまう恐れもあるでしょう。
⑤近くに台所/洗面所等がある
食べ物や油汚れがある台所、そしてジメジメしやすい洗面所はゴキブリが好きなエリアです。
洗濯機を置いてある近くにそれらがあり、定期的に窓を開けていたり壁や窓に隙間があったりすると、部屋から洗濯機へ移動するという流れができてしまうかもしれません。
3)ゴキブリが洗濯機に侵入した時の対処法
対策をしても、うっかり侵入されてしまうこともあるかと思います。
そのため、ここではそうなった場合の対処法について2ステップで解説していきます。
①ゴキブリの駆除・卵の確認
まずはゴキブリを速やかに退治しましょう。
この時、手袋をつけるのを忘れずに。
殺虫剤ならフィプロニルが含まれるもの、殺虫剤以外なら界面活性剤入りの食器用洗剤やシャンプーが効果的です。
また、庫内に産卵されていないかも併せて確認してください。
卵は7~10mmほどの小豆サイズです。
これは殺虫剤等が効かないため、50~60℃以上のお湯をかけて死滅させましょう。
②洗濯槽クリーナーで清掃・除菌
本体と卵を除去したら、内部の除菌を行ないます。
洗濯槽クリーナーには塩素系と酸素系がありますが、前者は殺菌力に、後者は汚れ落としに秀でています。
今回の場合は塩素系が適していると思われますが、汚れもついでに落としたいのであれば続けて行なうのも良いかもしれません。
ただし酸素系と塩素系は混ぜると有毒ガスが発生するため、使用する際はよく気をつけてください。
まとめ
外に置いていると、どうしてもゴキブリの侵入リスクが高まります。
しかし予防策を講じることで最低限にすることも可能です。
どれも高価なものではないので、気になった方は探してみてはいかがでしょうか。
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