「ウッドカーペットで、畳が腐るかどうかを知りたい」
「ダニやカビを防ぐコツがあれば知りたい」
こんな疑問を解消します。
今回は次の5点を解説していきます。
- 畳が腐るという説の真偽
- 害虫の発生を防ぐコツ
- デメリット3つ
- メリット3つ
- 腐った時、カビ発生時の対処法
畳が腐るかどうか、結論から言うと
「腐ることもあります」。
ウッドカーペットは低価格で部屋の模様替えが可能なため、若者にもとても人気のプチリフォームアイテムのひとつ。
しかし、手軽なウッドカーペットにもデメリットはあり、知らないまま使用していると部屋が大変なことになる可能性も…。
この記事ではウッドカーペットを使用することで起こる畳のトラブルを、メリット、デメリットを含めて解説していきます。
ウッドカーペットは上手に使用することで部屋の雰囲気も大きく変わり、お部屋時間を満喫することができます。
まずは畳が腐ってしまう事の真偽から見ていきましょう!
1.ウッドカーペットは畳が腐るの?
腐るかどうかというと…
腐ることもあります。
畳の上に『ウッドカーペットを敷く』ことで、本来湿気を吸収する畳の機能が低下し、
湿度がこもりやすくなるため、腐ったり、ダニやカビを発生させてしまう原因になります。
2.腐る・ダニやカビを防ぐコツ2つ
1.畳の掃除
ひとつ目のコツは掃除です。
カーペットと畳の間にあるダニやカビの元になる塵やホコリを取り除くことがポイントです。
清潔に保つことで害虫の発生を防ぎましょう。
2.ダニよけシート
ウッドカーペットと畳の間にダニよけシートを敷きます。
ウッドカーペットは重量がかなりあり、頻繁に持ち上げて掃除をするということは難しいです。
しかし、このシートはカーペットと畳の間に置くだけなので、設置も簡単。
ただ、使用期限があるため、期限が切れた場合は新しいものと交換するようにしましょう。
このコツさえ押さえておけば鬼に金棒ですね!
3.デメリット3つ
1.ダニやカビの発生原因
ダニやカビなどの害虫が発生する原因はウッドカーペットによる密閉です。
本来湿気を吸いこむはずの畳の機能が低下し、湿度がこもりやすくなるため、間にあるホコリやゴミを媒体にしてダニやカビが発生してしまいます。
2.安っぽく見える
ウッドカーペットも素材により、 安っぽく見えるものも…。
ウッドカーペットの中には素材にプリント合成、つまり木をプリントしたものを使用しているものもあり、本来の木を使用したものよりも比較的低価格で購入することができます。
しかし、 値段と見た目はリンクするため、どうしても安っぽく見えてしまいがちに。
3.壁・押し入れとのアンバランス
壁、押し入れとのアンバランスさは切っても切り離せないところです。
ウッドカーペットを敷くことで部屋の雰囲気は洋風に大きく変わりますが、 どうしても変えられないのが壁と押し入れになります。
和風の部屋をウッドカーペットで強引にプチリフォームしても壁や押入れは変えることができない…
これは私も経験済みで、まさに私の部屋が今その状態です。
ホワイトウッドを使用しているため、インテリアも白で統一しているのですが、
元々が和風の畳の部屋のため、 押し入れと壁とのアンバランスさが半端ありません…。
4.フローリングカーペットのメリット3つ
1.お手軽に部屋のイメージチェンジが可能
フローリングカーペットを敷くことで部屋の大幅なイメージチェンジが可能になります。
敷くことでことで和風イメージの部屋が一気に洋風のイメージに…!
2.畳が傷みにくい
畳が傷みにくいのもメリットのひとつ。
畳の上に一度敷いてしまうと折りたたむことが少ないため、敷かれている部位は傷むことなく、長期使用することが可能です。
3.リフォームよりも低価格
フローリングカーペットは低価格でお部屋の雰囲気を変えることができます。
これをリフォームの専門業者に依頼すると高価格になってしまいます。
部屋のイメージチェンジのコストを抑えたい場合はフローリングカーペットを敷くようにしましょう。
フローリングカーペットは低価格でプチリフォームができるというのが売りですよね。
単身者の人や学生におすすめです。
5.腐ったときやカビが生えたときの対処法
気をつけていても腐ったりダニが湧いてしまうことがあります…。
このような時にはアルコール除菌スプレーを使用しましょう!
手順としては、まずカビや汚れを水拭きで拭き取り、 次にアルコール除菌スプレーをかけて拭き上げていきます。
フローリングの溝の汚れは爪楊枝で対処を。
ラグマットや絨毯と違い、フローリングカーペットは重量があるため非常に扱いづらいものですが、敷きっぱなしにしてしまうと、ダニやカビが大量発生する原因になります。
カビの胞子が残っているとまたすぐに大量発生してしまう可能性があるため、拭き終わった後は汚れやカビが落ちているかどうかを確認するのも忘れずに。
アルコール除菌スプレーがない場合はエタノールでも代用できるようです。
ただ、注意しておきたいのはカビキラーなどの非常に強力な塩素系漂白剤。
もちろんカビにも効果を発揮しますが、一緒にカーペットの色も落ちてしまいます。
カビの原因になる湿度を上げないように、普段から空気の入れ替えや 加湿器を使用し、予防対策を心がけるようにしましょう。
まとめ
→「腐ることもあります」
→「 掃除・ダニを消しシート」
・ダニやカビの発生原因
・安っぽく見えてしまうこともある
・壁や押し入れとのアンバランスさ
・お手軽な部屋のイメージチェンジ
・畳が傷みにくい・
リフォームするより低価格
「アルコール除菌スプレー」
以上、ウッドカーペットについての解説を行いました!
プチリフォームを検討中の人はこの記事を参考にし、見た目だけでなく、衛生面においても快適に過ごせる部屋づくりをしていきましょう。
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