「タッパーが開かなくなっちゃった。対処法ってある?」
「開かなくなる原因が知りたい!」
こんな悩みを解消します!
1)【タッパー】の蓋が開かない時の対処法3選!
2)蓋が開かなくなる原因は?
3)開かなくなって困るのを事前に防ぐには?
タッパーをレンチンしたら開かなくなった、あるいはレンチンしていないのに何故か開かない……なんてことありますよね。
作り置きしていたものを食べようとしていたのに開かない、となると焦りや絶望感すら覚えますよね。
結論から申し上げますと、開ける方法としては湯煎が最も効果的です。
また、タッパー内外の圧力差を生じさせないことで未然に防ぐことができます。
この記事では開かなくなった時の対処法のほか、原因や防止策についても解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。
1)【タッパー】の蓋が開かない時の対処法3選!
①湯煎する
45度前後の少し熱いお湯を用意し、そこにタッパーを入れる方法です。
中身が入っている場合、蓋があいて流れてしまうのを避けるため容器の半分程度がかかるくらいにしておきましょう。
また、中身が出たときのリスクを最小限にするには、お湯を直接かけるという方法もあります。
②電子レンジで加熱する
電子レンジで温めた結果開かなくなっているんだ、という場合も、再加熱することで開きやすくなる可能性があります。
急激に冷えた容器内部を再び温めるのが狙いです。
しかし気圧の変化によって蓋が飛ぶ、あるいはレンジ非対応の蓋の場合は特に変形のリスクが伴います。
電子レンジを使用する際は様子を見ながら少しずつ加熱するようにしましょう。
③力業
わずかな隙間から薄いものを差し込んでみたり、最悪の場合は蓋に穴を開けたり……。
みなさんも既にご想像していると思いますが、この3つ目の方法はおすすめできません。
無理な力の入れ方をしたり刃物を使ったりするため、何かの拍子で怪我をしてしまう可能性があります。
また、予想外のタイミングで蓋が開いてしまい、中身が零れ落ちてしまうかも。
そのため、本当にどうしようもないときの最後の手段にとっておきましょう。
2)蓋が開かなくなる原因は?
そもそも、なぜ蓋が開かなくなるのか?
仕組みがわかると対策しやすくなるかと思いますので、ここでは2つの可能性を解説していきます。
②蓋がレンジ不可だった
電子レンジで加熱した後に開かなくなってしまった場合、レンジ非対応の蓋が変形してしまった可能性が考えられます。
普段あまり気にしていないと思いますが、容器はポリプロピレン、蓋はポリエチレンというように異なる素材で作られているのがほとんどです。
また、レンジ対応のものでもぴっちり閉めたまま加熱しないよう記載しているものもあります。
詳しい理由は次項目に譲りますが、まずは商品の注意書きをよく確認してから使用するよう心がけてください。
蓋に空気を逃がす穴が開いているものもありますが、それ以外のタッパーに関しては蓋を開けておくのが安全でしょう。
②気圧の変化
密閉された内部が温かくなっていると、空気が膨張します。
その状態のまま急激に冷えることで気圧が下がり、するとタッパーの外部の方が気圧が高いという状態になるのです。
一方、気圧は高い方から低い方へ向かう性質があります。
そのため外部から内部への力が加わり、タッパーの蓋が押し込まれ、結果的に開かなくなってしまうのです。
3)開かなくなって困るのを事前に防ぐには?
開かなくなると余計な手間が増えて困りますよね。
しかし、ちょっとしたことでその時間を生じさせなくすることができます。
ここでは、タッパーが開かなくなって困るのを防ぐ簡単な方法を2点紹介します。
①蓋をしたまま加熱しない
タッパーの蓋はレンジ対応と非対応のものがあります。
非対応のものをそのままレンジにかけると変形してしまう恐れがあるので、蓋を外しラップをかけるなどして加熱するようにしましょう。
大抵の場合、容器側の底面に対応/非対応の別が記載されています。
②冷めてから蓋をする
お弁当などで利用する場合は、冷めてから蓋をするようにしましょう。
すぐに蓋をしてしまうと、電子レンジで温めたときのように調理したての温かい料理が冷める過程で気圧が下がり、開かなくなってしまいます。
出先では湯煎ができないため、リスクの伴う電子レンジや力業に頼らざるを得ません。
また、温かい状態で蓋をするのは衛生的にも良くないので、そういった意味でも「蓋は冷めてから」が鉄則です。
まとめ
冷めるまで蓋を閉めない、温める時は蓋を開ける……といったように、ちょっとしたことで開かなくなる事態を防ぐことができます。
まあいいやと横着してしまうとそのあとで無駄な時間がかかってしまうことになりかねないため、そのひと手間をかけるようにしましょうね。
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