「スマホに『ウィキペディアでクレオパトラを開く』と表示が出て、音声が流れた。原因と対策を知りたい。一体何が起こってるの?」
「ウィキペディアが開いて、クレオパトラの文章が流れるって本当の話?」
その疑問にお答えします。
1)【ウィキペディアでクレオパトラを開く】その意外な原因!
2)対処方法2つ
3)放置するのは危険?ウイルス感染の危険性はあるのか
2021年頃から世界中で話題になったという「ウィキペディアでクレオパトラを開く」問題。
2022年には英語版ウィキペディアの閲覧数が「ウクライナ侵攻」「2022年FIFAワールドカップ」を押さえて1位に輝いたほど。
一体何が起こったのでしょうか?
以下で原因と対処法について解説していきます。
それでは見ていきましょう。
1)【ウィキペディアでクレオパトラを開く】その意外な原因!
「ウィキペディアでクレオパトラを開く」とは?
そもそも「ウィキペディアでクレオパトラを開く」とは何か、簡単に説明しておきます。
この現象は、スマホを操作していた時、勝手にクレオパトラのウィキペディアページが開かれ、さらにその内容が音声付きで読み上げられるというものです。
2021年頃から発生が相次いで報告され、一時期話題となっていました。
これだけでも不気味ですが、他にも
・「ウィキペディアでクレオパトラを表示」
といったポップアップが表示されるパターンもあるそうです。
原因は意外なところに……
真相は究明されていませんが、有力視されているのは〈Googleアシスタントの誤作動〉です。
これはGoogleアシスタントが何らかのバグで誤作動を起こし、クレオパトラを検索したというもの。
しかし、なぜクレオパトラなのでしょうか?
検索するのが「クレオパトラ」である理由とは?
これに関しても公的見解はありませんが、Googleアシスタントのチュートリアルが理由なのではないかという説があります。
このチュートリアル内には「ウィキペディアでクレオパトラを開く」という項目が実際にあります。
それが誤作動により、勝手にチュートリアルを行なったことにされて突然ウィキペディアが開かれた可能性があるということです。
2)対処方法2つ
内容としては「ウィキペディアの中身を音声で読み上げられる」というシンプルなものですが、頼んでもいないのに急に起こるのは非常に不気味ですよね。
この現象が起こらないように、対処法を2つ紹介していきます。
①Googleアシスタントをオフに設定する
Googleアシスタントの「機能をオフ」にすることで検索・音声読み上げを防止します。
ここではAndroidでの方法を解説します。
①設定を開き、「Google」をタップする
②「Googleアプリの設定」を開き、「検索、アシスタントと音声」をタップする
③「Googleアシスタント」→「全般」とタップしていき、Googleアシスタントの項目をオフにする
②Googleアシスタントを無効化する
『Googleアシスタント』をオフにしても何かの拍子に起動してしまう恐れもあります。
そのため、無効化してしまった方が確実です。
①設定を開き、「アプリ」をタップします。
②「デフォルトのアプリ」→「デジタルアシスタントアプリ」をタップする
③「デフォルトのデジタルアシスタントアプリ」をタップする
④「なし」にチェックをつける
3)放置するのは危険?ウイルス感染の危険性はあるのか
この現象だけが起こっている場合、ウイルス感染の可能性ほとんどありません。
世界中で起こっているようですが、Google公式が動いた様子もないとのことなので、単なる誤作動と考えられています。
しかし、通信料が急激に増えたりカメラが勝手に作動したり、といったことが起こった場合は疑った方が良いです。
まずはアプリ一覧から見知らぬアプリが無いか確認してみましょう。
まとめ
・防止策はGoogleアシスタントのオフ/無効化
・これ自体にウイルス性はない
今回は「ウィキペディアでクレオパトラを開く」の謎について解説していきました。
危険性はないものの、急にクレオパトラについて読み上げられたらドキドキしてしまいますよね。
普段Googleアシスタントを使わないのであれば、オフにしておくのもアリなのではないかと思います。
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