「ついさっきまであったのに失くなってしまった。どこを探してもないのはなぜ?」
1)【探し物】が見つからない理由6つ!
2)失くした物を探すポイント4つ
3)そもそも物を失くさないようにするには?
もしかして物が歩いてどこかに行ってしまった?と思うくらい見つからないことはありませんか?
日常的に使うもの、ついさっきまで触っていたものを見失い、しかもなかなか見つからないとなると狐につままれたような気分になりますよね。
この記事では探し物が見つからない理由を解説するとともに、それを踏まえて探すポイントをご紹介します。
次から失くさないようにするためのコツも解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
1)【探し物】が見つからない理由6つ!
それでは早速、探し物が見つからない時に考えられる理由を6つ紹介していきます。
①無意識の行動をしていた
見つからない原因でよくあるのが、普段と違う行動をし、さらにそのことを忘れてしまっているということ。
このような場合、記憶をたどっても手がかりを見出すのは難しくなります。
②プライミング効果
プライミング効果とは、過去の体験や直近の出来事が影響することで形成される記憶のことを指します。
これは同じ体験をした時に早く対処できるようにするため脳に備わっている機能なのですが、それが仇となったのが今回のパターンです。
「いつもは○○に置いてある」「××にあるはずがない」と無意識に思い込んでしまい、見つからなくなってしまいます。
実は目の前にあったり、あるいは手に持っていたりしていても気がつかないのはプライミング効果が働いているのかもしれません。
③隅々まで探せていない
横着して引き出しの中をなんとなく見ただけで「ない」と判断したり、そもそも部屋が散らかっていて視界が悪かったり……。
こうなるとそこにあったとしても見つけられないまま。
何度も同じところを探す羽目になります。
④他の人が動かした
同居している人が知らない間に使い、それを元の場所にしまわなかったというパターンです。
ちなみに、筆者の家ではよくハサミが行方不明になります(笑)。
この場合は最後に触ったのが自分ではないため、探すのはより困難になるでしょう。
⑤別の場所に持って行っている
もしかすると学校や職場に持って行ったままかもしれません。
突然必要になったから家にあるのを持参し、そのまま机の中やロッカーに入れっぱなしということも考えられます。
⑥捨てた
あまり考えたくはないですが、何かの拍子に捨ててしまったのかも。
うっかり捨ててしまったということもあるでしょうし、当時は「捨てる」と決断していたのに、その記憶が抜け落ちている場合もあります。
どちらにせよ明確な証拠がないので腑に落ちることがなく、なんとなくずっとモヤモヤしてしまうでしょう。
2)失くした物を探すポイント4つ
ここからは、失くしてしまったときに見つかりやすくなる方法を4つ紹介していきます。
①先入観を捨てる
先述のプライミングが発生している場合、「あそこに置いたはず」という先入観が強くなってしまっている可能性があります。
そのため、一度先入観を捨ててフラットな気持ちで探してみましょう。
「あんなところに置くはずない」というところから見つかるかもしれませんよ?
②チェックリストを作成する
机の上、引き出し……というように部屋のマップや場所リストを作成し、探し終えたところからチェックをつけて消していきます。
するとどこを探したかが明白になり、効率的に探すことができるようになります。
やみくもに探すと同じようなところを漁ってしまいますし、焦りだけがつのってしまうもの。
面倒に思うかもしれませんが、蓋を開けてみれば逆に早く見つかるかもしれません。
③他の人と共有する
誰かと住んでいる方は、探し物をしていることをみんなと共有しましょう。
一人よりも複数人で探した方が見つかりやすくなりますし、全員で一斉に探さずとも頭の片隅にあるだけで対象物の解像度が上がるもの。
ふとした時に見つけてくれるかもしれません。
④探そうとしない
忘れた頃に出てくる、なんて経験はありませんか?
いくら探しても見つからない時は、思い切って探すのをやめましょう。
すると焦りの気持ちがなくなると同時に先入観もなくなるため、自然と見える範囲が広がっていきます。
自分では見つからなかったのに家族がすぐに見つけた、という経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、それを自分でやってしまうということです。
3)そもそも物を失くさないようにするには?
探すコツも大切ですが、そもそも紛失しないのが1番です。
そこで、最後に物を失くしにくくなる方法を3つ紹介していきます。
①部屋を片付ける
まずは普段から部屋を綺麗に保つことを心がけましょう。
ピカピカにしろということではなく、物を置きっぱなしにしないという程度で問題ありません(それも意外と難しいんですけどね……)。
部屋に余計なものがない状況を作れば、どこかに紛れ込んでしまうことも減っていくでしょう。
②置き場所を決める
物の置き場所を明確化し、かつそれを家族と共有しましょう。
守れないことがあったとしても、繰り返し確認していくことで改善していくはずです。
それと付随して「ながら行動」で置かないのも重要です。
無意識の行動が紛失の大きな原因となるため、いくら慣れた動作だとしても意識的に行なうようにしてください。
③紛失防止タグをつける
財布などの特に失くしたくないものには紛失防止タグをつけるのもおすすめです。
これはスマホと接続させることで姿を見失った時にどの辺にあるか検索できるというもの。
ストラップタイプや薄型タイプなど形やサイズも様々なので、用途や好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
外に持ち出したのではない限り、「ここに置いたはず」という先入観が邪魔をしている場合も多くあります。
そのような思い込みによって視野が狭くなってしまうため、一度すべてを取っ払って見回してみてください。
思いがけないところから見つかるかもしれませんよ?
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