「卒業アルバムを捨てる人の理由は?」
「捨てる人の気持ちが知りたい」
こんな疑問を解消します。
1)【卒業アルバム】を捨てる人の理由4つ
2)捨てる人の割合はどのくらい?
3)捨てない人の理由5つ
卒業証書と同じように、その学校に最後まで在籍していたことを証明する卒業アルバム。
これまでの出来事がギュッとまとめられており、感慨深くもなりますよね。
ですが、そんな卒業アルバムを不要と考える人はゼロではありません。
もしかすると、これを読んでいる方も捨てようかどうか迷っているかもしれませんね。
結論から申し上げますと、捨てる人の理由は嵩張るというサイズの問題から当時を思い出したくないという気持ちの問題まで様々でした。
この記事では、卒業アルバムを捨てる人、捨てない人それぞれの理由をまとめています。
また実際にどのくらいの人が捨てているのかについても触れていくので、何かの参考になればと思います。
1)【卒業アルバム】を捨てる人の理由4つ
驚く方もいらっしゃるかと思いますが、卒業アルバムを捨ててしまう人もいます。
捨てない人にとっては「なぜ!?」と疑問に思うでしょう。
ここでは捨てようという決断に至る理由を4点紹介していきます。
①重いし嵩張る
卒業アルバムは大判でページ数が多く、さらに表紙も分厚く硬い素材でできていることがほとんどです。
いわゆるマンモス校は卒業生も多くなるため、その分重さもアップします。
そうなると収納の幅も取りますし、引っ越しの機会が多い人だと毎回持っていくのが煩わしくなるのも無理はありません。
友達との写真を他で持っている場合ならなおさら、自分と関係ない人の写真の方が多いアルバムを持ち続けていることに疑問を抱いてしまうでしょう。
②思い出は心に残っている
大切な思い出は心に残っているからアルバムは必要ない、という考え方です。
つまり、物に執着しないということですね。
旧友と思い出話ができればアルバムの代わりになり得ます。
実際、飲みの席等で昔話に花を咲かせるシーンもあるかと思いますが、その際にアルバムは登場しませんもんね。
③嫌なことを思い出したくない
その学校で良い思い出がなかった、思い出したくないことがある、という場合です。
アルバムを捨てることで思い出すきっかけを消し、その学校に通っていたことをなかったことにする狙いがあります。
学校生活は楽しいことしかなかったからピンとこない、という方は、別れた恋人との関連品を処分するのに近いと思ってもらえればいいかもしれません。
④見たくなったら見せてもらえばいい
普段使わないと言っても、話の流れでアルバムを見たくなることもあるでしょう。
しかしそういう時も、親しい友人が持っているなら見せてもらうことができます。
アルバムを開くタイミングは1年にそう何度もないでしょうから、全員が持っている必要性はないと感じるのかもしれません。
2)捨てる人の割合はどのくらい?
実際にアルバムを捨てる人はどのくらいいるのでしょうか。
「子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア」であるkufuraのアンケート調査によると、1つも持っていないという人は24.6%でした。
参考:kufura「『卒業アルバム』皆どうしてる?
逆に何かしらは持っているという人は75%ほどにものぼっており、アルバムをすべて捨ててしまう人は多数派ではないようです。
3)捨てない人の理由5つ
逆に捨てない人は、何故捨てないという選択をしているのでしょう。
捨てようか迷っている方は、検討材料にしてみてください。
①大切な思い出が詰まっている
アルバムにはクラスごとの個人写真のほか、部活動の集合写真、行事中のワンショットなど様々な思い出が詰まっています。
個人的に写真を持っている人でも、網羅しきれていない部分はあるはず。
またスマホデータや1枚ずつの写真だとバラバラになりがちですが、アルバムなら種類ごとにきちんと編集されています。
開けばすぐに思い出にアクセスできるのはアルバムの強みです。
②たまに見ると懐かしい
数年後、あるいは何十年後に見返すと以前は気づかなかった発見や感慨深さがあるかもしれません。
また、偶然再会した人や遠い地で活躍していることを知った人をアルバムで確認したくなることもあります。
③人生の記録の一つ
アルバムの良いところは、どの学校に在籍していたかがすぐにわかるということ。
確かに個別の写真でも過去の思い出は残せますが、学校が販売する公式のアルバムは自分がそこに確かに存在していたことを強烈に示します。
自分がこれまで歩んできた道のりを記す記録の一つになるのです。
④捨てたら後悔しそう
特に明確な理由はないものの、捨てたら後悔する瞬間がくるかも、と思って捨てない人も多いかと思います。
当たり前ですが、他の商品と違って買い直しはまずできません。
また、友人に見せてもらおうと思っていても、その人がいつまでも近くにいるとは限らないのです。
⑤捨てるという選択肢を考えたことがない
そもそもアルバムを捨てるか捨てないかということを考えたことがない人もいるでしょう。
ちなみに筆者もその一人です。
ミニマリストや収納が極端に少ない部屋に住んでいない限り、普段使わない場所にしまっておけば特に思い出すこともないため、その二択で悩む機会がないのです。
まとめ
アルバムを捨てる人も捨てない人も、相応の理由があるようですね。
しかし両者の言い分を検討してみると、捨てない人の意見は長期的な目線に立っているように思えました。
確かにアルバムは重くて嵩張りますし、頻繁に見る物でもない。
そして自分と関係ないページもたくさんあります。
ですが何十年経った時、当時を懐かしみたいと思うかもしれないし、関係ないと思っていたページが輝きだすことだってあるでしょう。
この記事を読んで悩んでいる方は、もう少し先の自分に判断を委ねても良いのではないでしょうか。
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