「猫よけの超音波が聞こえるのはどのような人なのか知りたい」
こんな疑問を解消します。
1.超音波が聞こえる人の特徴や共通点
2.超音波が聞こえる人が抱える苦痛
3.不快な場合の対処法
結論から言うと、子どもや聴力の衰えていない人には聞こえることがあります。
超音波の猫よけを使用するときには注意が必要です。
使い方を誤れば、近隣の人にも迷惑をかけてしまうかもしれません。
この記事を読めば、聞こえる人にも配慮した、適切な使用が可能になります。
それではご覧ください。
1.【猫よけ】の超音波が聞こえる人の特徴や共通点
子どもや聴力が衰えていない人に聞こえる場合があります。
年齢を重ねるごとに高い音から聞こえにくくなっていくため、個人差はありますが若者に、より聞こえる可能性が高いです。
人間の聴覚はおおよそ20Hzから20kHzの範囲の音を聞くことができると言われています。
実際に販売されている商品は、18kHzから23kHzの範囲が多いです。
猫が慣れないように、範囲内の周波数をランダムに変化させて猫を追い払う仕組みです。
人間には聞こえにくい周波数を使用していますが、聞き取ることのできる周波数と一部重なっているため、人によってはこの音が聞こえてしまう可能性があります。
2.超音波が聞こえる人が抱える苦痛3つ
2.不眠になる
3.行動範囲が狭まる
順に解説しますね。
1.体調不良になる
超音波が聞こえることにより、頭痛やめまいなどの症状がでる人がいます。
超音波は非常に高い音です。耳鳴りのように甲高い音がずっと鳴り響いていれば、精神的にも疲れてしまいますよね。
2.不眠になる
体調を崩せば、不眠につながることがあります。
頻繁に聞こえるような環境にいるとその音が耳に残ってしまい、睡眠のさまたげになる恐れがあります。
3.行動範囲が狭まる
不快な思いをするのを恐れて、音のする周辺に近づくことができなくなります。
たとえばいつもの通り道で聞こえれば、その道を通ることが苦痛になってしまいます。
商業施設に設置されていれば、その場所に入れなくなる可能性もありますよね。
3.不快な場合の対処法!近所迷惑にならない方法も
2.周波数を変更する
3.超音波以外の猫よけを使用する
1つずつ見ていきましょう。
1.置く位置を工夫する
超音波を出すタイプの猫よけは、赤外線センサーが猫を検知すると音を出す仕組みのものが多いです。
検知する範囲は商品によって異なるので、どのくらいの範囲まで効果があるのかをしっかりと理解しておくことが大切です。
隣の家や道路の方にまで反応してしまわないように、敷地の内部に向けて設置することをおすすめします。
不快に感じることがないように、人のいない方へ向けて置くようにしましょう。
2.周波数を変更する
周波数を自分で変更できるものであれば、より人に聞こえにくい範囲に変更することが大切です。
周波数が高くなるほど人には聞こえにくくなるので、より高い周波数に変更しましょう。
設置する前に周波数の対応範囲を確認することが必要です。
3.超音波以外の猫よけを使用する
どうしても音が気になるようであれば、他のアイテムの使用を検討する必要があります。
超音波以外にも猫を追い払う方法はあります。
自宅で聞こえる人がいなかったとしても、近隣の人には聞こえてしまう可能性はあります。
近所迷惑にならないためにも、さまざまな方法を検討してみて、設置する場所に合わせたものを使用することが大切です。
自治体よっては超音波機器の貸出を行っている場合もあるので、まずは試してみてから購入を検討するとより安心できますよ。
4.まとめ
・超音波が聞こえる人は、体調不良や不眠、行動が制限されるなど苦痛を抱えている
・音が気になるときは、置く位置や周波数を変更する
・音の対策ができなかったときは、他の方法も検討する
聞こえない人からすると、超音波による苦痛がどのようなものなのかを知ることは難しいですが、不快に感じる人がいることを理解し、十分な配慮をすることが大切だと思います。
以上、猫よけの超音波が聞こえる人の特徴と対策について解説しました。
ぜひ周囲に配慮して、適切に使用してみてください。
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