「出産祝いを贈りたいんだけど、タブーな金額って何かあるのかな」
そんな疑問にお答えします。
今回は次の3点を解説。
2)高額すぎるのは避けよう
3)金額以外のタブー4選
親しい人から職場の仲間など、出産祝いを贈る場面はいろいろあるかと思います。
ですが、その金額にタブーがあるのをご存知でしょうか。
気づかずにタブーを犯してしまい、受け取った側が複雑な気持ちになるのは避けたいところですよね。
結論から申し上げますと、タブーとされる金額は「偶数」と「9」です。
この記事では金額はもちろん、その他のタブーについても紹介していきます。
それでは詳しく見ていきましょう。
1)出産祝いの金額でタブーなのはいくら?
一般的にタブーと言われている金額は「偶数」と「4・9がつく金額」の2パターンです。
偶数は「割り切れる」数字であり、そこから「別れ」を連想することができます。
そのため、お祝いごとでは避けたほうが良いでしょう。
また「4」と「9」は「死」と「苦しい」を連想させます。
先述の偶数よりも気にする人は多いと思うので、気心が知れた人であっても贈るのはやめましょう。
2)高額すぎるのは避けよう
また、高額過ぎる出産祝いも避けたほうが無難です。
相手を恐縮させてしまいますし、内祝いの選択を悩ませる恐れがあります。
あるいは、もし今回受け取った人があなたに出産祝いを贈ることになった場合、経済的な差があると気まずい思いをさせてしまうかもしれません。
相場とされる価格帯を参考に金額を決めるのが良いでしょう。
3)金額以外のタブー4選
ここからは金額以外にタブーとされている事柄を4つ紹介していきます。
①新札ではない
お祝いごとには新札を用いるのがマナーです。
基本的に新札は普段の生活の中で頻繁に手に入るものではありません。
そのため「準備をして心待ちにしていました」という気持ちも一緒に伝えることができますよ。
②縁起の悪い品
縁起の悪い意味を持つ品を贈るのは避けましょう。
例えば以下のようなものがあります。
・ハンカチ(「涙を拭く」イメージがある)
・刃物(「切れる」を連想させる)
・クシ(「9=苦」「4=死」を連想させる)
また、お酒やコーヒーといったアルコール・カフェイン類は授乳中のお母さんが控えていることも多いでしょう。
贈り物の定番ではありますが、出産祝いにはやめておいた方が親切です。
③忌み言葉
手紙でも直接話すときでも、不吉な意味を連想させる「忌み言葉」は使わないようにしましょう。
・とんでもない
・流れる
・破れる
・落ちる
・終わる
・切る
・降る
また、忌み言葉とは異なりますが「頑張れ」も要注意。
お母さん・お父さんは既に頑張っていますし、プレッシャーになって逆効果な場合もあります。
「できることがあったら遠慮せず言ってね」「いつでも連絡して」などのようにフォローする言葉の方が素直に受け取れると思いますよ。
④水引が「結び切り」になっている
封筒選びにも注意が必要です。
「結び切り」は簡単に解けないことから「一度きり」という意味合いがあります。
結婚祝いにはぴったりですが、出産は何回あっても良いものなので適していません。
出産祝いの場合は何度も結び直せる「蝶結び」の水引にしましょう。
ちなみに表書きは4文字以外がベターです。
こちらも金額と同様、「死」を連想させるから。
「御出産祝」ではなく「御祝」「御出産御祝」がおすすめです。
まとめ
・贈り物は縁起の良し悪しを考えよう
・ワードチョイスも慎重に
今回は出産祝いの金額、さらにそれ以外のタブーについて解説していきました。
昨今は縁起を気にしない人も増えてきているとは思いますが、リスクは極力減らした方が良いでしょう。
せっかくのお祝いごとなので、もらう側も渡す側も晴れやかな気持ちになれる贈り物をしたいですね。
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