「ご飯が柔らかく炊けちゃった! なんとか固くできないかな」
「どうして柔らかくなっちゃったんだろう?」
こんな疑問を解消します。
1)【柔らかいご飯を固くする方法】簡単にできるやり方3つ
2)ご飯が柔らかくなってしまう原因3つと防ぐ方法
3)ご飯が柔らかいまま美味しく食べるリメイク案
ご飯が炊けたと炊飯器を開けてみたら……なんだかべちゃっとしている!
こういうとき、困りますよね。
固いご飯が好きな人は特に、なんとかしたいと思うでしょう。
結論、対策は次の3つ。
②再炊飯
③レンチン
この記事では柔らかくなってしまったご飯を救済する方法を詳しくご紹介。
柔らかくなる原因や対策も解説するので、今後の炊飯にもぜひお役立てください。
1)【柔らかいご飯を固くする方法】簡単にできるやり方3つ
それでは早速、柔らかくなってしまったご飯を復活させる方法を3点紹介していきます。
①すぐにしゃもじでほぐす&蓋を開けて放置
まずは、しゃもじですぐにご飯をほぐしましょう。
既に柔らかい状態ではあるものの、ほぐさないまま放置すると表面の水分が更にご飯をふやかしてしまいます。
その後、蓋を開けた状態で5~10分程度置いておきましょう。
これによって水分を飛ばすことができます。
うっかり放置しすぎて表面が固まってしまわないように、タイマーをセットしておくのがおすすめです。
②再炊飯する
ご飯をほぐした後、再炊飯してみましょう。
機種にもよりますが、10~15分ほどで終了します。
通常炊飯よりも軽い炊飯ではあるものの、底の方にお焦げができる可能性があります。
好きな人にとっては結果オーライかもしれませんね。
③レンチンする
電子レンジで水分を飛ばす方法です。
平たいお皿にご飯を平坦になるように盛り、1分間加熱しましょう。
水分を飛ばすため、ラップは使いません。
1分経ったら様子を見て、その後は状態に応じて追加熱するなど調整してみてください。
2)ご飯が柔らかくなってしまう原因3つと防ぐ方法
そもそもご飯が柔らかくなる原因は何なのでしょうか。
ここでは原因3点と防止対策を合わせて解説していきます。
①お米が古かった
お米は古くなると表面が乾燥していきます。
また、乾燥ワカメが水を吸って膨張するように、乾燥したものは水をよく吸うようになります。
つまり乾燥したお米は水を吸収しすぎる可能性があるのです。
例えば新米が浸漬するのに2時間かかるところが、古米だと30分ほどになるのだとか……。
同じ炊き方でも炊き上がりが変わってしまうので、お米の古さ/新しさは意識した方が良いでしょう。
②水量が多すぎた
最もミスしやすい箇所として、「水を入れすぎた」が挙げられます。
1合しか入れていないのに、普段炊いている1.5合の水量にしてしまった……ということもありますよね。
このような「うっかり」に関しては、慣れている行為だからといって無意識に行動しないのが大切です。
一つひとつの行程を意識しながら行なうようにしましょう。
また、お米を入れる際にきちんと摺り切ることもポイントです。
ざっくりやってしまうとお米が少なくなり、水とのバランスが崩れてしまいます。
③研ぎ過ぎた
研ぐ過程でお米が割れてしまい、でんぷん質が溶けだすことで柔らかくなってしまう場合もあります。
力強く研いだり、ザルに上げたまま放置したりするのはやめましょう。
強く研ぐことで物理的に割れてしまいますし、水気を切った状態で放置すると乾燥して割れやすくなります。
研ぐ際は優しくかつ丁寧に、研いだ後はザルに上げずに浸したまま炊飯しましょう。
また、無洗米を使うことで「研いで割れる」可能性を排除することができます。
3)ご飯が柔らかいまま美味しく食べるリメイク案
柔らかいご飯の改善方法を紹介してきましたが、さすがに限度はあります。
試してみたけどそのまま食べるにはまだ柔らかい……という場合には潔くリメイクしてしまいましょう。
①お粥&雑炊
柔らかいご飯料理の代表的存在ですよね。
しかし、お粥は味気ないから苦手、という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時におすすめなのが中華粥です。
鶏ガラスープの素や鶏もも/手羽元などを使えば、旨味たっぷり、食べごたえ抜群なお粥が作れますよ。
②リゾット
本来のリゾットはやや芯が残った歯ごたえが魅力のひとつでもあるため、厳密に言うと柔らかいご飯でリゾットはできません。
しかし、トマトベースにしたりチーズを入れたりすることで嫌なべちゃべちゃ食感をカバーすることができるでしょう。
③五平餅
水分量の多さを利用して、円形に成型して焼いてみましょう。
中部地方の郷土料理、五平餅の完成です。
タレを塗りながらこんがり焼いたり、焼いた後にタレをつけながら食べたりと、様々な楽しみ方ができますよ。
まとめ
柔らかさを軽減する方法やリメイク方法など、失敗したご飯を救う手立てはいくつもあります。
そのためすぐに諦めるのではなく、今回ご紹介した方法をまずは試してみてくださいね。
むしろリメイクレシピでいつもと違う食卓を楽しむのも良いかもしれませんよ……!
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