「鍋の蓋が開かないのはなぜか知りたい。対策も具体的に教えて」
こんな疑問を解消します。
1.鍋の蓋が開かない原因と対策
2.蓋が開かない状態を未然に防ぐための工夫
結論から言うと、気圧差や空気の動きが原因になることが多いです。
この記事を読めば、鍋を傷つけずに簡単にあけることができます。
それではご覧ください。
1.鍋の蓋が開かない原因と対策
力を入れたり道具を使ったりして無理やりあけようとしても、全然蓋が動かないこともありますよね。
そんなときにできる簡単にあける方法をご紹介します。
鍋や蓋のタイプによって、あけ方は異なるため注意が必要です。
蓋に穴がない場合
蓋に穴がないタイプの鍋の場合は、気圧差が原因として考えられます。
鍋の中身が冷えたことで気圧が下がりあかなくなっているため、内側を温める方法が有効的です。
温めて空気が膨張すれば簡単にあきますよ。
温める際には、中身によって注意する点があります。
水分があるかどうかです。
たとえば味噌汁などの水分がある場合には、そのまま温めても問題はありません。
弱火にして温めながら、蓋が動くかどうか確かめてみてください。
少しでも動き出したらすぐに蓋をとってしまいましょう。
水分がない場合には、外から温める必要があります。
水分がないまま火をつけてしまうと、鍋が焦げて危険です。
その場合には、鍋ごとお湯に入れるかあるいは蓋にお湯をかける方法があります。
鍋よりも大きな容器にお湯を入れ、その中に鍋を入れます。
鍋が温まってきたら、蓋が動くか確かめてみてください。
その方法ができないときや開かない場合には、お湯を蓋の上からかけます。
やけどしないように危険がない場所でおこなってください。
蓋に穴がある
鍋の蓋に穴があるタイプの場合は、空気を中に入れることであけられます。
この場合は、蓋を冷やす方法が有効的です。
氷袋を蓋の上にのせるなどして、空気を中に入れましょう。
穴があるのに蓋が開かないときは、温めても蓋は動かないので注意が必要です。
また蓋に穴があいていたとしても、つまっていたことが原因で空気が出入りできなくなっていることもあります。
爪楊枝などでつまりを取る必要があります。
圧力鍋
圧力鍋があかなくなる原因には2つのパターンが考えられます。
気圧差
1つ目は気圧差によるものです。
蓋に穴がないタイプはこれに該当します。
中に水分がある場合は、そのまま加熱してください。
蓋がかみ合っていない
2つ目は蓋のかみ合わせによるものです。
蓋がかみ合っていない場合は、道具を使ってはずす必要があります。
たとえば軽く叩きながら少しずつ動かす方法やネジをゆるめて取っ手をはずす方法があります。
蓋を正しく閉めないと起こる場合が多いです。
鍋の種類や蓋に穴があるかどうかによって対処方法は異なります。
まずは原因を見極めることが大切だと思います。
2.蓋が開かない状態を未然に防ぐための工夫
蓋があかなくなるという状態を避けるには、原因を理解しておく必要があります。
それぞれの原因に合わせて、事前に対処しておきましょう。
気圧差や空気の動きが原因で蓋があかなくなることが多いです。
気圧差が原因の場合は、熱いまま蓋をしておくと、中が冷めたときにあかなくなります。
未然に防ぐ方法は、中身が冷めてきてから蓋をすることです。
調理直後は、蓋をあけておきましょう。
鍋の中身が熱いまま蓋をすることで、中身が冷めた際に気圧が下がります。
その結果、内部と外部で気圧の差が生まれます。
調理後に蓋をし、そのまま放置していると起こります。
中身が冷めてから蓋をしましょう。
空気の出入りが原因の場合は、蓋の穴がふさがっている場合が考えられます。
穴がつまっていないか事前に確かめておきましょう。
原因が分からないまま強引にあけようとすると、鍋を傷つけてしまいますよね。
事前に対処しておけば調理後に焦ることもなくなると思います。
3.まとめ
蓋があかなくなる原因は1つではありません。
種類による違いや原因を理解しておけば、安全に対処できますよ。
以上、鍋の蓋が開かない原因について解説しました。
ぜひ、蓋があかなくて困った際には参考にしてみてください。
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