「雨戸って閉めっぱなしにしても大丈夫?」
「ずっと閉めておくと良くないのかな」
1)【雨戸を閉めっぱなし】のデメリット4つ!
2)メリット5つ
3)雨戸を閉めっぱなしにしてもいい・向いているのはどんな人?
あなたは雨戸をどのように扱っていますか?
面倒だからそのまま閉めっぱなしにしているという方もいらっしゃるかと思います。
しかし閉めっぱなしにしておくことで、問題が発生する可能性もあるのです。
この記事では雨戸をそのままにしておくデメリットやメリットについて深掘りしていきます。
それでは見ていきましょう。
1)【雨戸を閉めっぱなし】のデメリット4つ!
雨戸を閉めっぱなしにしたときのデメリットとしては以下の4点が挙げられます。
②風通しが悪くなる
③部屋が臭くなる
④音が気になる
以下で詳しく見ていきましょう。
①部屋に自然光が入らなくなる
雨戸はカーテンに比べて遮光性が高くなります。
つまり逆に言うと、閉めっぱなしにしていると自然光が入らなくなるということです。
真っ暗な状態だと眠れないという方は寝つきが悪くなりますし、朝陽も入ってこないため目覚めも悪くなる可能性があります。
寝る前の明かりに関しては常夜灯をつけるという選択肢もありますが、月・星明かりでまかなえていたことを考えると、無駄に電気代がかかっている感じがしますよね……。
②風通しが悪くなる
雨戸が閉まっていると外気が入って来なくなるため、当たり前ですが風通しが悪くなります。
すると湿気がこもってしまい、カビやダニ被害の原因にもなってしまうので注意が必要です。
体感的に「湿気てるなあ」と思わなくても、気づいたらしばらく着ていなかったアウターや使っていなかったカバンにカビが! という事態もあるので(経験済みです笑)、定期的に窓を開けて外気を取り込むことをおすすめします。
③部屋が臭くなる
外気が取り込めなくなる弊害として、部屋が臭くなるというのも挙げられます。
部屋の中でも意識的・無意識的に汗はかきますし、料理を作ったり食べたりすれば食品のにおいが発生します。
洗剤やフレグランスなどの良い香りを使うこともあると思いますが、それらが混じり合うことでなんともいえない臭いになってしまうことも……。
ずっと家にいると臭い自体には気付かないかもしれませんが、なんとなく空気が淀んでいて気持ちが悪いなと感じる可能性はあります。
あるいは誰かが訪ねてきたときに「なんか臭うな」と思われてしまうかも。
短時間であっても空気が入れ替わってスッキリするので、定期的に開けるようにしましょう。
④音が気になる
雨戸は雨風を防いでくれる代わりに、それ自体の振動や音が部屋に響いてしまいます。
寝る時に音が鳴っていると、気になって眠れなくなってしまう可能性も……。
ちなみに筆者は雨戸でないもののちょっとした音が気になるタイプなので、よく耳栓をして寝ています。
個人的には結構効果を感じていますが、耳栓をし続けることによるリスクもあるので、一意見として聞いていただけると幸いです。
2)メリット5つ
続いては、反対に閉めっぱなしにするメリットを5つ紹介していきます。
②保温・防寒効果が期待できる
③雨風を防げる
④防音効果がある
⑤防犯対策になる
以下で詳しく見ていきましょう。
①自然光を遮断できる
遮光カーテンを取り付けるだけでもかなり自然光を遮ることはできますが、雨戸ならより徹底的なシャットアウトが可能です。
夏場は日光による暑さが死活問題になりがちなので、この効果は嬉しいのではないでしょうか。
また副次的効果として、室温が上がりにくいことによりエアコンの稼働を弱めることもできるかもしれません。
少し前から電気代の急騰が話題になっていますが、雨戸を活用することで少しでも節約に繋げられることでしょう。
②保温・防寒効果が期待できる
雨戸には遮光効果だけでなく遮熱効果もあります。
そのため夏場は外の熱が部屋に侵入しにくくなり、冷房がより効きやすくなるでしょう。
一方で冬場の場合も雨戸の効果が期待できます。
冷気はわずかな窓の隙間からも侵入するため、気づかぬうちに室温を下げてしまっているものですが、雨戸がそれを防いでくれるのです。
種類によっては断熱材が使用されているものもあり、その場合はより効果を実感することができるでしょう。
③雨風を防げる
雨戸は読んで字のごとく、雨や風を防ぐことができます。
窓にテーピングして暴風雨に備えるという方法もありますが、雨戸があればより安心ですよね。
また窓だけだと暴風によって何かが飛んできた際、ぶつかった衝撃で割れるだけでなくガラス片が飛び散り怪我をしてしまうという二次被害まで起こる可能性も。
その点、雨戸があれば窓に直接ぶつからないのでそういった被害を防ぐことができます。
④防音効果がある
雨戸自体の音はするものの、外で行なわれている工事の音などをシャットアウトすることができます。
昼間も家にいることが多い人の場合、外の賑やかな音は悩みの種にもなりがち。
耳栓やイヤホンで対策できる部分でもありますが、先述のとおり長時間耳にものを入れておくことにはリスクが生じます。
雨戸を利用することで、その負担なく騒音からおさらばできることでしょう。
⑤防犯対策になる
特にスチールやステンレス製の雨戸に関しては防犯効果が期待できます。
また内側に鍵が付いているタイプもあるため、窓と併用することでダブル(二重窓の場合はトリプル)施錠が可能。
泥棒は5分以上開錠に時間がかかると諦めやすくなるそうなので、雨戸を活用して頑丈に対策しておきましょう。
また、帰ってきた時に電気をすぐにつけると帰宅がバレてしまい危険という話もありますが、雨戸が閉まっていると光が漏れないため気づかれにくいという利点も考えられます。
特に女性の方は狙われやすい傾向にあるため、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
3)雨戸を閉めっぱなしにしてもいい・向いているのはどんな人?
以上のことから、雨戸を閉めっぱなしにするのに向いているのは以下のような人だと考えられます。
・防犯性を高めたい人
雨戸を閉めておくと光がシャットアウトされるため、自分の思い通りの明るさに調節することができます。
日光が苦手、あるいは車の音や子どもの声が気になって集中できない、という方は雨戸を閉めっぱなしにしておくことでストレス軽減につながることでしょう。
また、窓の外側にさらに1枚壁ができることで防犯性が高まります。
外の光をシャットアウトするということは内側からの明かりも外に漏れないということなので、外出や帰宅のタイミングをわかりにくくする効果もあります。
ただし在宅かどうかもわからないと逆に空き巣に狙われるリスクも考えらるため、完全に安全だとは思わないようにしましょう。
まとめ
雨戸があるご家庭にお住まいの方は、ぜひメリットを活用していただければと思います。
一方で「閉めっぱなしにしてもいい」人と最後に申し上げたものの、家自体やあなたの健康のためにも、定期的な開閉がおすすめです。
短時間でも開けておくとスッキリするので、ぜひ試してみてください。
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