「休みの日なのにずっと寝てしまう……どうしたらいいの?」
1)【休みの日】に寝てる女性!その原因5つ
2)休日にずっと寝てしまう女性がやるべき対処法5つ
平日を駆け抜け、やっと訪れた休日。
なのに気づいたらベッドの上で夕方を迎えてしまう、なんてことありませんか?
休息をとるのは大事ですが、せっかくの休日なのにと悔しい気持ちにもなるでしょうし、ずっと寝続けるのも逆に身体によくありません。
この記事では、ずっと寝てしまう原因やそうならないための対処法をご紹介。
すぐにできることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは見ていきましょう。
1)【休みの日】に寝てる女性!その原因5つ
ここからは休日に寝て過ごしてしまう原因を5つ解説していきます。
①疲労やストレスが溜まっている
平日の仕事や家事等で疲弊し、心身ともに疲れが溜まっている状態かもしれません。
疲れを自覚していることも多いと思いますが、そうでなくても身体が勝手に休ませようとするパターンもあります。
例えば、休息を促すために脳が眠気を出したり、あるいは現実逃避という防衛本能から眠気が増してしまったり……。
眠い=疲れているというサインでもあるので、ここ最近無理をしていていなかったか振り返ってみましょう。
②やりたいことがない
仕事一筋すぎて休日の使い方がわからず、気づいたら夕方に……という場合もあります。
趣味を見つけるのが1番ですが、見つけようとして見つかるものでもありません。
そこで、自分がどういうときに笑ったり時間を忘れたりしているかな? と思い返してみてください。
この前買ってみたジャムが美味しかったな……と思ったら、デパートやパン屋さんへジャムを探しに行ったりするのも良いですし、自分で作ってみるのも楽しいかもしれません。
③うつ病(休日無気力症候群)
うつ病の初期症状の一つに休日無気力症候群というものがあります。
休日無気力症候群とは、休日になると無気力状態になり、やりたいこともできなくなってしまうという状態です。
平日は何とか動けているけど休日になると何もできなくなって辛い、という方はうつ病の手前である可能性もあるので、重くなる前に受診も視野に入れた方が良いでしょう。
④更年期障害
ホットフラッシュやイライラしやすいといった症状が有名ですが、睡眠に影響を与えるケースもあります。
更年期障害による睡眠障害は主に以下の4種類です。
・夜中に何度も目覚める
・起床予定時間の2時間以上前に完全に目覚めてしまう
・十分に眠れたつもりなのに疲れが取れない
夜にうまく眠れないため活動時間になってもスッキリせず、ずっとベッドの上に……という経験はありませんか?
更年期障害の方は、その症状の一つが影響しているかもしれません。
⑤睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群という病気である可能性もゼロではありません。
関係する症状でいうと、以下の3つが挙げられます。
・起床時に頭痛やダルさを感じる
・日中も眠気が残っている
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に呼吸が何度も止まる、あるいは浅くなることで身体が低酸素状態になる病気です。
そのため、寝たつもりでも十分に身体が休まっておらず、朝になっても疲れが取れないという状況になるのだそう。
大体の原因は肥満ですが、若い女性の場合は肥満でなくても顎の骨格が小さいことで発症しやすくなります。
合併症や突然死のリスクもあるので、以前からイビキが気になる……という方は一度受診してみても良いかもしれません。
2)休日にずっと寝てしまう女性がやるべき対処法5つ
ここからは、休日でもきちんと起きられる方法を5つ紹介していきます。
なお、更年期や睡眠時無呼吸症候群といった症状については、先述の通り病院へ受診するのがおすすめです。
①カーテンを少し開けておく
朝に日光を浴びることで脳からセロトニンが分泌し、自律神経が整います。
これによって目が覚め、日中を活動的に過ごせるようになるでしょう。
特に遮光カーテンをつけている人は閉めたままだと朝がきたこともわからなくなるので、自分が気づく程度に少しだけ開けておくことをおすすめします。
②目覚まし時計を遠くに置く
起床に重要なのは、「ベッドから出ること」です。
ここをクリアすれば、活動的な1日に大きく前進します。
そのため、目覚まし時計を遠くに置いてみましょう。
歩かなければ止められない位置にすることで強制的にベッドから出ることができ、立ち歩いたことで少し目が覚めるかと思います。
③事前に予定を立てておく
前日までにその日の予定を立てておくと、そのために起きようという前向きな気持ちが生まれます。
映画鑑賞や遊びに行くといった楽しい予定はもちろん、掃除や買い出しなどの「やるべきこと」でも良いですね。
「○時までに起きないと間に合わない」と思えることで起きやすくなるのではないでしょうか。
④1つだけやることを決める
丸一日の予定なんて立てられない……という場合は1つだけでもやることを決めましょう。
洗面台周りの掃除、洗濯、朝ごはんを食べるなど、なんでも構いません。
それを成し遂げたら、今日はOK。
そう思うことで「何もしなかった」と罪悪感に苛まれることもありませんし、1つやった勢いで別の事に着手できる可能性もあります。
⑤毎朝の習慣を作る
毎朝の習慣が作れると、「起きないと気持ちが悪い」という意識に持っていくことができます。
例えば、筆者はストレッチと朝食を〇時までに済ませ、遅くとも△時から活動開始……というのを平日・休日問わず一定に設定しています。
これがずれるとその後の活動に支障が出るので、最低でも×時には起きないと……という気持ちになっていくのです。
時間まで区切る必要はないかもしれませんが、このように習慣にしてしまうことで起きやすくなるのでおすすめです。
まとめ
・更年期障害や睡眠時無呼吸症候群の可能性もあり
・毎朝の習慣作りでベッドから抜け出そう
今回は、休日に寝て過ごしてしまう原因と対処法を解説していきました。
忙しく日々を過ごしている方々は、疲労が取れていないことも往々にしてあります。
かといっていつまでも寝ていると自律神経が乱れ、悪循環に陥ってしまう可能性も。
思い切ってベッドから出て、日光を浴びてみましょう。
そして朝食を食べれば意外とスッキリしてくるかもしれませんよ。
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