結論から言うと、主に3つの意味があります。
②あいさつ
③縄張りの主張や威嚇
この記事を読めば、カラスが鳴いてきた時の意味対処法、NG、注意したい声の種類まで分かるようになります。
私は毎年春から初夏にかけて、朝にカラスから威嚇されたりして毎年困っています。苦笑
ということで、色々と調べました。
朝、カラスが異常に鳴いている理由はいくつかありますが、ほとんどは威嚇のためです。
最後まで読めば、対処法やNG、注意すべき声の種類を見分けることができるようになります。
それでは、意味から詳しく見ていきましょう。
1.カラスが異常に鳴く!朝はどんな意味があるの?
朝にカラスが異常に鳴くときは、食べ物の確保、あいさつ、縄張りの主張や威嚇などの意味があります。
①食べ物の確保
カラスは日の出の一時間前から活動を始めます。
食べ物の確保に関して、街のゴミが出されてから回収されるまでが勝負の時間です。
そのため、早朝からゴミ収集の時間までは食べ物を発見したときや、お互いのコンタクトのためによく鳴いています。
②あいさつ
カラスはあいさつもします。「カーカー」とゆったり鳴いているときはあいさつやお互いのコミュニケーションでしょう。
威嚇や警告のようにうるさくはありませんが、まだ活動している生き物の少ない早朝は鳴き声がよく響きます。
③縄張りの主張や威嚇
朝早くから食べ物の確保のために活動を始めた際、
お互いの縄張りや巣を守るため「ガァガァ」と少し荒く縄張りを主張し威嚇します。
2.威嚇してきた時の対処法とやってはいけないこと
ほとんどの場合、ヒナを守るために攻撃してきます。
カラスは意外と臆病で慎重なため、いきなり襲ってくるようなことはほとんどありません。
まず、攻撃はある程度パターンが決まっています。
「こちらを見ながら『カーカー』と警告する」
「あまり気づかないと『ガララララ』と激しく鳴く」
「近くを飛行し始める」
「後ろから飛んできて脚で頭を蹴る」というものです。
対処法3つ!
この流れを踏まえたうえでの対処法をご紹介します。
②威嚇の鳴き声に気づいたときにはすぐに離れる
③攻撃された場合はできるだけ背中を見せず、カラスを睨み両手を挙げながら逃げる
1つずつご説明します。
①カラスの巣に近づかない
特に巣立ち前のヒナがいる場合は、親鳥が激しく威嚇してきます。
通勤・通学路などの生活範囲内に巣を見つけた場合には、できるだけ近づかないようなルートを選びましょう。
②威嚇の鳴き声に気づいたときにはすぐに離れる
明らかにこちらを見ながら激しく鳴いている場合は、すぐにその場から離れましょう。街中のカラスの縄張りはだいたい数百メートルです。
縄張りの範囲から出れば、あえて追いかけてくることはほとんどありません。
③攻撃された場合はできるだけ背中を見せず、カラスを睨み両手を挙げながら逃げる
ほとんどの場合、背後から攻撃してきます。
できるだけ背中を見せず、カラスを睨みながら逃げましょう。
睨む視線も効果的です。
また、カラスは頭を蹴るという攻撃方法をとります。
両手を挙げることで、羽や身体を傷つけれるのを恐れたカラスは頭を狙うことができません。
攻撃された際は、まずこの姿勢をとるといいでしょう。
やってはいけないこと
カラスに襲われるほとんどの理由は、ヒナのいる縄張りに侵入したときや故意に攻撃をしたときです。
可愛いからとヒナに近づいたり、カラスや巣にいたずらをしたりすることは厳禁です。
3.注意したい鳴き声の種類
威嚇に気づくには、通常時の鳴き方との違いに注目しましょう。
ゆったり「カーカー」と鳴いているときは仲間とのコミュニケーションなので心配する必要はありません。
対して、「ガァガァガァ」と荒く、近距離で鳴いている場合は、威嚇の可能性が高いです。
ヒナの声が聞こえた時も気を付けなければいけません。
可愛い鳴き声がするからと近づくと、親鳥に攻撃される可能性が高いです。もしヒナを見つけても安易に近づかないことが大切です。
4.特に鳴き声がうるさくなる時期
春から初夏ごろまでは繁殖期で、ヒナを守るために縄張りを主張しうるさく鳴くカラスも増加します。
(私も毎年見かけています)
カラスにとって緊張感の高く神経質になっている時期なので、ヒナや巣に注意して生活しましょう。
できるだけ近づくのは避けましょう!
5.昼や夜に鳴く理由は?
カラスは昼間に活発になる生き物で、深夜に活動することはほとんどありません。一般的によく鳴き声を聞くのは朝から日没まででしょう。
昼に鳴いている場合は、基本的に縄張りの主張や仲間とのコミュニケーションです。
夜に鳴くことは多くありませんが、繁殖期など警戒心の高い時期や、夜に食べ物を見つけた際に鳴いて仲間に知らせます。
まとめ
カラスが異常に鳴く朝は…次の意味がある。
あいさつ
縄張りの主張や威嚇
威嚇された時の対処法とやってはいけないこと
②威嚇の鳴き声に気づいたときにはすぐに離れる
③攻撃された場合はできるだけ背中を見せず、カラスを睨み両手を挙げながら逃げる
カラスに近づいたり故意に攻撃したりするのは危険なのでやらないこと
カラスは私たちにとってとても身近な生物の一つです。少しでもカラスの生態を理解しているとお互いの過ごしやすい環境になるでしょう。
コメント