「3歳差ってどんな感じなのかな。メリットだらけと聞くけど本当?」
その疑問を解消します。
1)【3歳差】はメリットだらけの理由5選!
2)デメリットや大変なこと3選
3)3歳差で子供を持つのに向いているのはどんな人?
2人目が欲しい時、何歳差がいいのか悩む方も多いかと思います。
そのなかで3歳差はメリットが多いという噂があるようです。
果たしてそれは本当なのでしょうか。
結論から申し上げますと、上の子が下の子の面倒をみてくれたり、おさがりが使えたりといったメリットがあります。
もちろんデメリットもあるので、それも併せて確認していきましょう。
1)【3歳差】はメリットだらけの理由5選!
3歳差の子供を持つことによるメリットを5つ紹介していきます。
①上の子のイヤイヤ期が被らない
イヤイヤ期は基本的に2歳頃。
つまり、イヤイヤ期を抜けた後に下の子が生まれるため、新生児の育児とイヤイヤ期の対応が被りません。
ただしその代わり、妊娠中と被る可能性があります。
思うように動けない時期のイヤイヤ期も辛いものがあると思うので、そこはよく考えておいた方が良いでしょう。
②上の子が言葉を理解してくれる
2~3歳頃から、親の言葉を理解できるようになる子も増えてくるかと思います。
まだまだ甘えたい盛りでもありますが、妊娠中や出産後は上の子につきっきりになれる余裕はありません。
そういう時は「今お腹が大きくて辛いから、ソファの上で抱っこでもいい?」「今赤ちゃんがお腹空いちゃったみたいだから、もう少し待っててね」などと伝えると、きっと理解してくれるでしょう。
もちろん上の子に我慢させすぎないようにすることも大切ですが、意思疎通しやすいのは3歳差のメリットかと思います。
③上の子が戦力になる
お兄ちゃん/お姉ちゃんとしての自覚を持ち、積極的に下の子の育児をサポートしてくれるかもしれません。
下の子をあやそうとしてくれたり、おむつがにおっているのに気がついて教えてくれたり……。
あやし方については、最初こそ力加減がわからず危険な場合もありますが、教えていくことで上手になっていくことでしょう。
④下の子におさがりが使える
3歳差だと上の子が幼稚園を出た後に入園となるので、おさがりを使うことができます。
もちろんすべてというわけにはいきませんが、帽子などは傷みにくいので新たに買わずに済むかもしれません。
また、学年ごとに色が違う場合も、3歳差ならちょうど1周して同じ色というのもラッキーですよね。
⑤上のこと下の子が一緒に遊びやすい
歳がそこまで離れていないため、同じおもちゃで楽しく遊んでくれるでしょう。
年子に比べて上の子の「お兄ちゃん・お姉ちゃん」としての意識も強いでしょうから、取り合いも比較的少なくなるはず。
また5歳差など年齢が開くと体格差が如実に表れ、喧嘩をしたときに上の子が強すぎるという事態も起こりにくいのではないかと思います(そのくらい離れると上の子が気を遣って逆に大丈夫かもしれませんが……)。
2)デメリットや大変なこと3選
一方で、大変なこともあります。
ここからは3歳差のデメリットについて3点挙げていきます。
①妊娠中の上の子の対応が大変
下の子が生まれた時にはイヤイヤ期が終わっているものの、その代わり妊娠中に重なってしまうことに。
そうでなくてもちょうど活発な時期なので、遊びたくてうずうずすることも多いかと思います。
妊娠中は外に行くことも難しいため、お子さんがストレスで不機嫌になったり、家の中だとしてもお子さんの遊びに付き合うのが大変に感じたりするかもしれません。
②入学準備・受験が重なる
幼稚園と小学校、あるいは中学と高校……というように3学年違うということは入学の年が重なりがちです。
もしも日程が同じだとどちらかに出席できなくなりますし、そうでなくても大出費は避けられません。
私立になるとさらに金額は跳ね上がりますし、早いうちから貯蓄計画を万全にしておいた方が良いでしょう。
③送迎が6年間になる
送迎バスがない園の場合、幼稚園/保育園の送り迎えを6年間する必要があります。
年子や2歳差なら4~5年に短縮されるため、時間や体力の負担がより大きくなるでしょう。
ただし、通園時期が重ならない分1人ずつ送迎することになるため、自転車を使う場合は同時に2人を乗せるよりもラクかもしれませんね。
1回あたりの負担が大きい代わりに期間が短いか、1回あたりは”比較的”ラクだけれど1、2年長くなるか……一長一短と言えるでしょう。
3)3歳差で子供を持つのに向いているのはどんな人?
入園・入学時期が重なるという点からいうと、計画的に物事を考えられる人の方が向いていると言えるかもしれません。
ですが、計画性がないからといって諦める必要もないのかなとは思います。
上の子の自我が芽生えてきたときに赤ちゃんがやってくるというのは、上の子の成長にも寄与しますし、お子さんも子育てに参加してくれるかもしれません。
みんなで一緒に成長していきたい、と思っている方は3歳差の子育てに踏み切っても良いのではないでしょうか。
まとめ
今回は3歳差の子育てについて解説していきました。
何歳差であってもメリット・デメリットはつきもの。
しかし区切りに設定されやすい3年という数字は特に意識する間隔なのかなと思うので、この記事が検討の一助になっていれば幸いです。
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