「読書感想文、苦手だからコピペでなんとかしたいなあ。いい方法はない?」
そんな疑問を解消します。
1)【読書感想文のコピペ】がばれない方法はあるのか?
2)コピペがバレた場合のリスクやデメリット
3)読書感想文をスムーズに書くコツ
長期休暇等の宿題で課されがちな読書感想文。
本を読んで感想をまとめて……となるとドリルを解くよりも負担が大きいですよね。
コピペで済ませたい、と考えてしまっていませんか?
結論から申し上げますと、コピペはバレます。
そしてバレたときのリスクは、時にその後の人生に長く影響を残すほど大きくなることも。
この記事ではコピペをしなくてもスムーズに書けるようになるコツも解説していくので、ぜひ参考にしてください。
1)【読書感想文のコピペ】がばれない方法はあるのか?
結論から申し上げますと、バレない方法はありません。
奇跡的にバレなかったとしてもそれが万能とは言えないのです。
以下でその理由を詳しく解説していきます。
①普段と違う言い回し、言葉を使用している
先生は普段から生徒たちの書いた文章を目にしています。
つまり、書き方の癖や漢字や平仮名の配分などをなんとなくでも把握しているのです。
そんな中でコピペした文章を見れば、イチから書いていないことは容易に推測できてしまうでしょう。
また感想文に限らず文章というのは人間性がにじみ出るものですから、コピペしたり親に促されたりした感想や意見を読んだ時に違和感を生じる可能性もあります。
②コピペチェックツールで確認できる
コピペサイトがあるくらいなら、コピペをチェックするサイトだって存在します。
一文字単位で照合することが可能で、さらにコピーした可能性があるサイトも表示されるなど、ソフトをインストールせずともかなり精密なチェックができます。
また、毎年たくさんの感想文を読んでいるのですから、もしかすると以前コピペしてきた文章と同じものだったということもあり得ますよね。
添削のプロに勝負を挑むのは無謀と思っていたほうがいいかもしれません。
③部分的に検索するだけでもコピペがわかる
チェックサイトを使わずとも、おや?と思った部分を検索窓に入れるだけでサイトが引っかかる場合もあります。
例えば、歌詞は覚えてるんだけど曲名が出てこない……という時に、ワンフレーズを入力して調べたことはありませんか?
そうすると大抵の場合は表示されますよね。
感想文でもそれと同じことができるということ。
つまり、コピペは参照元まで簡単に把握することができるのです。
2)コピペがバレた場合のリスクやデメリット
コピペがバレてしまった場合にどうなるかは、先生の考え方や学校の意向によって異なります。
しかし当たり前ですが、多かれ少なかれ問題は起こってしまうでしょう。
面と向かって注意をされなくても「バレなかった」と安心するのは早計です。
何も言わずに内申点を下げる先生もいるかもしれず、そうなると挽回のチャンスも潰えてしまうでしょう。
また仮に先生が気づけなくてもコンクールに出品されてしまえばバレる可能性が一気に高まります。
仮に受賞してしまうと公の「盗作」問題にまで発展し、現代なら身バレしてしまう可能性も……。
このように危険性は非常に高いため、軽い気持ちでコピペするのは絶対にやめましょう。
3)読書感想文をスムーズに書くコツ
コピペに頼らずとも、コツをつかめばスムーズに執筆することができます。
読書感想文でそれができれば、大学のレポートや就職後のプレゼン等でも応用できるので、今の段階で習得しておくのがおすすめです。
そのコツとは「構成に沿って書く」ということ。
構成とは次の4ステップです。
②簡単なあらすじ
③心が動いた部分
④まとめ(③を受けての感想・意見)
以下で詳しく見ていきましょう。
①選定理由
なぜその本を選んだのかという理由を述べましょう。
これが導入部となります。
もっともらしい理由をでっち上げる必要はありません。
表紙に惹かれたのがきっかけならそれでもOK。
どういった部分を魅力に感じたのかを書いてもいいでしょう。
また、入り口が表紙だとしてもあらすじを確認した上で選定したのですから、何が決め手になったのかも掘り下げてみてください。
そうすることでその後の展開に効いてくるかもしれません。
②あらすじ
話の内容は読めば書けるので、つい長くなってしまいがち。
筆が乗ってしまうと最初からオチまで書いてしまうかもしれないので、注意しましょう。
この部分は初見の人が内容を把握できる程度で十分です。
長くても全体の三分の一程度に収めましょう。
③心が動いた部分
読書感想文のボリュームゾーンです。
あなたが読んで心揺さぶられたシーンを具体的に書きましょう。
ただし重要なのは、場面やセリフを書くだけで終わらないということ。
心が動いた理由や、そのシーンを読んだことで考え方などに変化が訪れたのかどうかまでを述べてください。
④まとめ(③を受けての感想・意見)
これまでの内容を手短にまとめた後、この本が最終的に自分にどう影響を与えたのかについて書きましょう。
このとき、キャラクターやストーリー展開に必ずしも賛同する必要はありません。
しかしその場合でも「なぜ賛同できなかったのか」という理由や、「この本を読んだことで逆にこうしようと思った」といった意見を書くことはできるはずです。
読書感想文だから本を肯定しなければならない、と考えなくてもOKです。
自分がどう感じたかを大事にしてください。
まとめ
進学しても就職しても、文章を書く機会は幾度となくやってくると思います。
読書感想文という課題を利用して執筆を練習できるのはむしろお得。
自分の意見を好きなように書けるのも醍醐味なので、だんだん楽しくなってくるかもしれませんよ?
楽な方に流れようとせず、ぜひ向き合ってみてください。
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