こんな疑問を解消します。
今回は次の2点を解説していきます。
- 掲示物のアイデア・ 作成法
- 楽しい掲示物にする工夫の仕方
掲示物のアイデアを結論から言うと
「 学級目標・ 賞状・ 時間割表・ 当番表・ 委員・学園祭で使用したもの・ 献立表」ということ。
クラスの掲示物には年間を通して掲示しておくものから、週ごとに内容が変わるものまで様々なものがあり、 ディスプレイに悩んでいる先生も多いのではないでしょうか。
しかし、無駄にたくさん掲示してしまったり、シンプルすぎる掲示の仕方では先生達の熱い思いが生徒たちに伝わりにくく、空回りで終わってしまうという事も考えられます。
この記事では、掲示物でお悩みの先生達に向けて、 掲示物のアイデアとその作成方法や楽しくするための工夫の解説を行っていきます。
先生も生徒も納得のいく掲示物のアイデアとは…?
まずはそのアイデアの基本的な作り方から見ていきましょう!
1.中学校向けの掲示物アイデア!基本的な作り方
学級目標
何と言ってもまずはコレ!学級目標です。
学級目標は1学期のスタートで今年度クラス皆で抱えていく目標です。
少し大きめのA4 画用紙にいくつか掲げた目標を印刷後、それぞれ掲示するようにしましょう。
賞状
賞状は掲示板の定番と言っても過言ではありません。
賞状の台紙として画用紙を敷いてみたり、 画用紙と賞状のスペースに模様をつけたり、華やかにすることで、見栄え感がグッと増します。
このひと手間でクラスの一体感がさらに高まりますよ。
時間割表
時間割表も定番。
B4、 A3の用紙で、拡大コピーして掲示するようにします。
最近では Web で時間割表のテンプレートも出てきているため、作業の時短も可能です。
当番表
班の当番表も円滑な学校生活を送る中で欠かせない掲示物です。
円盤を用いて週ごとに回しながら担当を変えていきます。
班、掃除、日直などの担当表になる円をエクセルで作成した後B4の画用紙に添付し、
台紙はワードで作成していきます。
内側にセットする回転盤は完成後ラミネート加工を忘れずに
各委員・係
学級委員、 保健委員などの委員、係の 一覧表はエクセルで作成し、B4 に印刷します。
学園祭や体育祭で使用したもの
学園祭や体育祭で使用した スローガンや横断幕を掲示するクラスもあります。
教室が明るくなり、クラスの団結力が集結した瞬間です
献立表
みんな嬉しい給食の献立表です。
管理栄養士や給食担当が作成し、B4、A3で印刷します。
学校の先生はかなり多忙!
テンプレートを利用したり、絵やデコレーションを行う場合は美術部の生徒に頼むなど、作業分担を行うことで時間短縮につなげていきましょう。
2.楽しい&勉強がはかどる掲示物にするための工夫
後方に掲示
掲示物を貼り付ける場所は教室後方が良いと言われています。
掲示場所を前方に限定してしまうと生徒たちの集中力が下がってしまいがち…。
全く前方に貼らない…、というわけではありませんが、
学級目標などのメインの掲示物は教室前方にし、 献立表、時間割表などは 教室後方に掲示するようにしましょう。
ディスプレイはシンプルに
ディスプレイはシンプルにしましょう。
装飾したり派手な掲示を好む人もいるかもしれませんが、クラス内というのは様々な価値観を持った人たちの集まりです。
また、派手な色使いは落ち着きませんし、何よりごちゃごちゃ感満載に…。
ディスプレイをシンプルにすることで 万人受けを狙っていきます。
紙サイズを揃える
紙サイズを揃えるとすっきりし、見やすくなります。
掲示物の紙サイズがバラバラだと見栄えが悪く、乱雑な印象になりがちです。
掲示物が多ければ多いほどマイナスなイメージに…。
上下どちらかを揃えた状態で掲示するようにしましょう。
下地に画用紙を
下地に色のついた画用紙を貼っておくことで、濃淡が強調され、注目度合いが増します。
画用紙の配色は周りの掲示物とのバランスを見ながら決めるようにしましょう。
ラミネート
リピート必須のものや長期保存しておく掲示物はラミネートが不可欠です。
ラミネート加工を行うことで仕上がりは美しく、また、見やすくなります。
クリアケース
内容が確認しやすいクリアケースを使用する方法もよくある掲示方法のひとつです。
頻繁に情報が更新されるものに関しては貼りつける掲示の仕方にすると破れてしまうような事も。
出し入れもしやすく、長期保管がしやすいクリアケースも掲示には欠かせません。
場所替えはしない
掲示物の場所替えは行わないようにしましょう。
場所を頻繁に変えてしまうことで生徒たちが混乱してしまう可能性も…。
掲示物の配置を年度当初にある程度決めておくことが重要です。
生徒にも参加してもらう
掲示のアレンジを生徒にお願いしても面白いかもしれません。
手先の器用な生徒や美術部などにお願いをして、 掲示物にアレンジを加えてもらいましょう。
先生だけが掲示物に関わるのではなく、生徒も関わることで一体感が生まれやすくなります。
掲示内容もちょっとしたアレンジや工夫をすることで、生徒たちが大人になっても頭の片隅に内容が残ったり、楽しめたりするものですよね。
まとめ
掲示物のアイデアは
楽しくするための工夫は
以上、掲示物のアイデアについて解説してみました!
想像は無限大!
この他にもアイデアや工夫がどんどんプラスされ、アップデートされていく可能性もあります。
クラスは生徒は勿論、先生を含めたみんなで作っていくものです。
先生が一人で全てを行うのではなく、生徒たちを巻き込んで素晴らしいクラスルームを作り上げていくようにしましょう。
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