「授業中、いつもお腹が鳴ってしまう…鳴らない方法が知りたい!」
その悩みを解消します。
1)【お腹が鳴らない方法】中学生ができる対処法7選!
2)お腹が鳴る原因は?
3)お腹が鳴って困った経験がある中学生の割合は?
4)お腹がなるのを防ぐ朝食は?
結論からいうと、食べ物や飲み物、その場で簡単にできる方法で対処できます。
この後詳しく解説。
静かな空間でこそ何故か鳴り響いてしまうお腹の音。
自分の意思で鳴らしたり止めたりができず、非常に厄介な思いをされている方も多いのではないでしょうか。
これをすれば必ず止まる! というものはありませんが、抑制することはできます。
この記事ではその方法を7つご紹介。
原理についても触れていきますので、お腹の音に悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
1)【お腹が鳴らない方法】中学生ができる対処法7選!
ここからは、お腹を鳴りにくくする方法を7つ紹介していきます。
発生源を断つものから、授業中にこっそりできるものまで様々なので、ぜひ参考にしてみてください。
①炭酸飲料を控える
消化管の中に空気が多くなると、お腹も鳴りやすくなります。
そのため、炭酸飲料よりもお茶やお水のほうがリスクは低め。
また、熱い飲み物も空気を含みやすいので、常温や冷たいものがオススメです。
②よく噛んで食べる
よく噛まずに急いで食べると、気づかぬうちに空気もたくさん飲み込んでしまうことに。
また、よく噛むことで自律神経系が刺激され、消化器官が活性化。
そして口の中で小さく刻まれることで胃での消化もスムーズかつ適切に行なわれ、大腸に送られたときに悪玉菌が発生しにくくなります。
悪玉菌は体内でガスを発生させるため、この働きを抑制することでお腹が鳴るリスクも減らすことができるでしょう。
③休み時間に飴やチョコをふくむ
胃や腸を動かしているホルモン「モチリン」は、食べ物が体内に入ることで分泌がストップします。
そのため、休み時間中に飴や小さなチョコなどを食べるのがオススメ。
勉強で消費された糖分も補給され、頭の疲れも癒してくれます。
ただし、飴等の持ち込みが禁止されている学校もあると思うので、事前に先生に確認をとりましょう。
④腹式呼吸をする
腹式呼吸をして横隔膜を動かします。
大事なのは、大きく息を吸うこと。
それによって横隔膜が下がり、胃の収縮運動が抑制されるのです。
ちなみに、腹式呼吸はストレス減少や冷え性改善、インナーマッスル強化にも効果的なので、日常的に取り入れてみるのも良いかと思います。
⑤姿勢を正す
お腹を丸めた方が効きそうな気がするものですが、実はまっすぐにした方が鳴りにくくなります。
姿勢を正すことでお腹の空洞が小さくなり、その結果胃の運動を抑制することができるのです。
⑥授業に集中する
胃は副交感神経が優位のときによく働きます。
つまり、交感神経を優位にすれば胃の運動を抑制でき、したがってお腹が鳴りにくくなるということです。
交感神経が優位になるのは集中/緊張しているとき。
つまり、授業を真面目に取り組むことでお腹も鳴りにくくなります。
まさに一石二鳥ですね!
⑦ツボを押す
親指と人差し指の間にあるくぼみの部分(手の甲側)に「合谷(ごうこく)」というツボがあります。
このツボは「万能ツボ」とも呼ばれ、ストレスや肌荒れの緩和など多種多様な効果が期待できます。
もう片方の親指でツボを押さえ、残りの4本を掌に添えたら、少し痛いくらいの強さで5~6秒押していきましょう。
左右5~6セット行なって完了です。
リラックス=副交感神経が優位ですし、他の方法に比べると望みは薄いかもしれませんが、覚えておいて損は無いでしょう。
2)お腹が鳴る原因は?
お腹が鳴る原因は胃の収縮にあります。
空腹になるとホルモンの一種である「モチリン」が分泌され、それによって胃が収縮し、さらには腸にも収縮を働きかけていく……というように「伝播」していくのですね。
この収縮によってお腹が鳴ります。
また、胃や腸によって鳴る音が変化したり、そのときに残っていた食べ物によっても変わってくるそうです。
3)お腹が鳴って困った経験がある中学生の割合は?
中高生含めてのアンケートですが、高校生新聞ONLINEのアンケート(436人回答)では、80%以上が困った経験があると答えています。
頻繁にある人も30%以上と、多くの生徒がお腹の音に悩んでいることがわかります。
4)お腹がなるのを防ぐ朝食は?
〈腹持ちが良いもの〉〈食物繊維が豊富なもの〉がオススメです。
腹持ちが良いもの
・肉
・ナッツ
・牛乳/豆乳
・ゆで卵(固ゆで) など……。
朝は時間がなくて食パンをかじるだけ、という方は要注意。
炭水化物はすぐに消化されるので、すぐにお腹が空いてしまいます。
食パンに卵やチーズをのせるだけでも違ってくると思うので、ぜひ試してみてください。
食物繊維が豊富なもの
・全粒粉パン
・オートミール
・きのこ
・イモ類 など……。
食物繊維は消化に時間がかかるため、胃の中の滞在時間が長くなります。
また、朝食はその日1日の血糖値にも影響を及ぼし、朝に食物繊維をしっかり摂取することでその後の血糖値上昇を緩やかにすることができるのです。
中学生に血糖値はまだ早いかもしれませんが、体内をより安定的にするに越したことは無いので、ぜひ食物繊維を食事に取り入れてみましょう。
まとめ
今回は、お腹が鳴らない方法について解説していきました。
普段の習慣を改善することで鳴りにくい身体にすることができる、ということがおわかりいただけたかと思います。
また、紹介した方法のなかには他の効果を期待できるものも多く、一石何鳥も狙えることでしょう。
まず朝食がおろそかになっている人は、しっかり食べるところから始めましょうね!
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