「野菜と一緒に植えてはいけない花は何か知りたい」
こんな疑問を解消します。
1．【野菜と一緒に】植えてはいけない花は？
2．一緒に植えてはいけない花の特徴まとめ
結論から言うと、毒性のある花や生育を阻害する可能性のある花は注意が必要です。
この記事を読めば、野菜と花を一緒に育てる際に注意すべきポイントが理解できます。
それではご覧ください。
1．【野菜と一緒に】植えてはいけない花は？
家庭菜園で野菜と花を一緒に育てるということもありますよね。
野菜同士や野菜と花との関係には、相性の良いものと悪いものがあります。
相性の良いものは「コンパニオンプランツ」といって、推奨されている組み合わせがあります。
しかし相性の悪い組み合わせで植えた場合、危険性があったり成長を阻害されたりなどのデメリットがあるため、注意が必要です。
野菜と一緒に植えてはいけない花や野菜との組み合わせには、主に以下のものがあります。
アジサイ
アジサイの花や葉などには毒性があります。
触っただけでは問題はないとされていますが、体内に入れてしまうと吐き気やめまいなどの症状がでる可能性があります。
野菜のそばに植える場合は、注意が必要です。
アジサイには毒があるということを念頭においた上で、場所を決めた方が安全だと思います。
またアジサイの葉とシソの葉が似ていることから、誤って食べてしまったということもあるそうです。
畑に植える際には、シソとアジサイを並べて植えることは避けましょう。
ラベンダー
ラベンダーは野菜との寄せ植えは避けましょう。
野菜の生育が遅れてしまうと言われています。
しかしラベンダーの香りは、一部の虫を寄せ付けない効果があります。
虫除けにしたい場合は、野菜と距離をとって植えることがおすすめです。
ミント
ミントは繁殖力が強い植物です。
他の植物の方にまでどんどん浸食していくため、寄せ植えはおすすめできません。
またミントには、他の植物の生育に影響を及ぼすものもあります。
特にアップルミントは他の植物の生育を阻害する恐れがあるため、野菜との寄せ植えは避けましょう。
ローズマリー
ローズマリーの根には、他の植物の生育を阻害する作用があるようです。
一緒に植えた野菜の生育が阻害される恐れがあるため、寄せ植えはおすすめできません。
特にカブやキュウリとの相性が悪いとされています。
スイセンとニラ
スイセンとニラは葉がよく似ています。
花が咲いているときは良いですが、葉だけになったときに注意が必要です。
スイセンは有毒なため、ニラと誤って食べてしまうと食中毒になります。
寄せ植えすると、危険なため避けましょう。
チョウセンアサガオとゴボウ
チョウセンアサガオの根とゴボウの根は似ています。
チョウセンアサガオは有毒なため、ゴボウと間違って食べてしまうと食中毒になります。
ゴボウを植えている畑にチョウセンアサガオが混ざってしまうと、危険なため注意しましょう。
スズランやイヌサフランとギョウジャニンニク
ギョウジャニンニクをスズランやイヌサフランと一緒に植えるのは避けましょう。
見た目がよく似ています。
ギョウジャニンニクの葉が出始めたころに、イヌサフランの葉と誤って食べてしまうことが多いようです。
また若芽の色や形がスズランと似ているため、注意が必要です。
スズランとイヌサフランは有毒です。
近くに植えるのは避けましょう。
花は部位によって毒がある場合があります。
野菜の生育に影響を及ぼす可能性もあるため、寄せ植えする際には注意が必要です。
2．一緒に植えてはいけない花の特徴まとめ
野菜と一緒に植えてはいけない花はいくつかあります。
特徴としては、主に以下のものが考えられます。
野菜の生育を阻害する
中には他の植物の生育を阻害する成分を放出する花があります。
たとえばラベンダーやローズマリーが挙げられます。
野菜を一緒に植えてしまうとうまく育たなくなるので注意しましょう。
寄せ植えするのではなく、別の鉢に植えるなどの対処が必要です。
毒性がある
花に毒性がある場合は注意が必要です。
特に野菜の葉や根などと似ている花を植えるのは危険な場合もあるので避けましょう。
たとえばスイセンやチョウセンアサガオです。
葉や根が野菜と似ているため、誤って食べてしまうと食中毒につながります。
栽培する前に花には毒性があるのかどうかを確認し、適した場所で栽培することが大切だと思います。
3．まとめ
限られた場所で野菜や花を栽培したいということもありますよね。
しかし組み合わせによっては危険が生じることもあるため、事前によく確認しておくことが大切だと思います。
以上、野菜と一緒に植えてはいけない花について解説しました。
ぜひ自宅で野菜や花を栽培する際には参考にしてみてください。
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