「臭くなくて飼いやすいペットを教えてほしいです。」
そんな要望に応えます。
今回は次の2点を解説。
2.ペットの臭いの原因3つ
ペットを飼いたいけどパートナーや家族が反対!
その理由はお世話が大変なことと、「臭いから」。
このように、ペットのお世話と臭いが理由で、飼うことをあきらめている人はたくさんいますね。
私も家族から「家が臭くなるから」と猛反対を受けて悩んでいましたが、臭いが少なく飼いやすい子を探し、念願のペットを飼いました。
なので、飼いやすくて臭いが気にならないペットのことは熟知しています!
きっと求めている子が見つかるはずですよ。
結論から言うと、ペットの臭いが理由で諦めているあなたにおススメなのは、
砂浴をすることでキレイになり、臭いがほとんどしない「チンチラ」です。
その他にも臭いが少なく、飼いやすいペットを厳選してご紹介するので、自分に合ったペット探しの参考にしてくださいね。
1.飼いやすいペットの臭くない5選
人間にも体臭があるように、体臭が全くないペットを見つけるのは難しいですね。
ですが、ある程度のお手入れや掃除をすることで、臭いが気にならないペットがいます。
・ファンシーラット
・チワワ
・ウサギ
・文鳥
順に解説します!
チンチラ
コロンとした体形とフワフワの毛並みに、つぶらな瞳が可愛い、ネズミの1種のチンチラは近頃人気のペットです。
大きさは20~30cmくらいで、色はベージュ・ホワイト・グレー・ブラックエボニーや他にも14~15種類くらいある
平均寿命は10年前後と小動物の中では長生き
知能が高く、名前を呼ぶと寄ってくる子もいる
夜行性で警戒心が強い面もあって、寝ているときに周りの音が気になると熟睡できないこともある
温度変化にデリケートなため、ゲージの温度管理が必要
ほとんど鳴かず、体臭もほとんどしない
砂浴びをすることで、皮膚の汚れや臭いを砂に移してキレイにしています。
この砂浴はとても重要で、臭いをとるだけでなく、皮膚病の予防にもなるためゲージに専用の容器と砂を入れて、1時間くらい砂浴ができるようにしてあげます。
ファンシーラット
ハムスターよりも倍の大きさで、カラーバリエーションも豊富なヨーロッパでは人気のペット、日本でもジワジワ話題です。
体長は10~15cm、体重は300g、大きい子は600gになる
ペット用に品種改良を繰り返し誕生したため、人に良くなついて、穏やかな性格で、賢くトイレも覚える
相性が合えば多頭飼いができる
トイレを決まった場所でしてくれる子が多く、トイレ掃除をこまめにすることで臭いも気にならないと言われていますよ。
スキニーという毛の無いタイプや高齢で毛づくろいができない子は、皮膚病にならないよう定期的にお風呂に入れてあげます。
チワワ
小型犬の中でも一番小さいと言われ、大きな目とピンと立った耳、フォルム全体が愛らしい人気のあるペットです。
体は小さくても勇敢で警戒心も強いため、知らない人に吠えたり攻撃的になる場合があるため、子犬の時からしっかりした躾が必要
毛質は、短毛でつるんとした「スムースコート」と、長毛でフワフワした「ロングコート」の2種類ある
体のお手入れは毎日ブラッシングで汚れを落とし、血行を良くする
シャンプーは月に1回を目安にすることで臭いが気にならないようになる
体調が悪いときは無理にシャンプーをせずに、蒸しタオルで拭いてキレイにしてあげるといいですね。
また、臭いの少ないペットを優先すると、ロングコートよりも毛の短いスムースコートの方が汚れが付きにくいのでおススメです。
ウサギ
鳴き声がほとんどなく、顔が小さくて耳に特徴があり、エサを食べる姿も可愛い人気のペットです。
種類が豊富で、その種類によって性格も特徴も変わります。
特に人気の2種を紹介しますね。
「ネザーランドドワーフ」は人なつっこい性格だけど、抱っこされるのは苦手
「ホーランドロップ」垂れ耳が特徴で、見た目通りおとなしい性格でとても育てやすい
おしっこは決められたところにするので、毎日トイレをキレイにすることで臭いがほとんどしない
自分で毛づくろいをして体臭もほとんどない
ウサギは水につけると低体温になって、ショック状態になる場合があります。
もしも体が汚れた場合は、濡れタオルで拭いてあげましょう。
文鳥
赤いくちばしが特徴で、雛から育てるとよくなついて「手乗り文鳥」になる人気のペットです。
野生の文鳥によく似たグレーの「ノーマル」や、真っ白な「白文鳥」など種類は10品種くらいある
賢いため、いろいろな鳴き声で気持ちを伝えようとするけど、騒音になるような泣き方はしない
成長から育てても時間をかければ手乗りをするくらいなつく
日光浴と水浴びで羽を清潔に保つため、体臭はほとんど無い
水遊びが大好きなので、大きめのゲージに水遊び器を置きます。
水遊びはとても大切で、羽が汚れたままだと下痢をして体調を崩すため、水は毎日取り替えて、夏場は特に注意が必要です。
2.ペットの臭いの原因3つ
気になるペットの臭い、なるべく臭わないように予防したいし、もしも悪臭を感じたら早く取り除きたいですね。
それには原因を知って、対策を取ることが一番です!
ペットの臭いの原因は、
・口や肛門腺の臭い
・排泄物の臭い
一つずつ解説。
体臭
体臭の原因は、アポクリン腺から臭いを出している汗です!
人のアポクリン腺は、わきの下やオヘソの周りなど部分的にあるのですが、体臭の強い動物は体全体にあり、そこから臭いを出しているので強めに放ちます。
動物は臭いを発して縄張りを作り、フェロモン(ニオイ)で相手を引き付けています。
なので、体臭をなくすことは難しいのですが、毛量のある動物は毎日ブラッシングをしたり、
定期的に体を拭き、シャンプーをするなどキレイにしてあげることで臭いを抑えることができます。
口や肛門腺の臭い
ペットにも歯周病などがあり、口臭の原因になっています。
また、ペットのよだれがクッションやカーペットの繊維について、繊維に菌が繫殖し悪臭になることもあります。
動物の中には肛門の両側に分泌物を出す「肛門腺」がある子がいます。
普通はウンチを出すときに分泌物も出すのですが、肛門腺に炎症があったり、体調が悪くて分泌物が溜まってしまうと臭いが強くなります。
口の中が狭い小型犬などは歯や歯茎のケアが難しいため、定期的に病院でケアをしてもらうのがおススメです。
そして、肛門腺からの臭いがキツイ場合は病気の場合もあるので、赤くなっていないかなど観察をして、いつもと違うときは直ぐに病院で診てもらいましょう。
排泄物の臭い
やはり排泄物は臭いの原因になりますね。
草食系のエサを食べるペットのウンチは、比較的臭いがきつくないのですが、おしっこの臭いは気になる子が多いです。
そして言うまでもありませんが、排泄物をそのまま放置していると臭いがしみついてしまいますね。
なので、排泄物はすぐに片づけるようにしますが、おしっこシートなどすぐに片づけられない場合は、
消臭効果のあるシートを使ったり、排泄物との相性のいい芳香消臭シートを使うのもおススメです。
使用済みのペットシートや臭いのするものをゴミ出し日まで置いておく場合は、
1回分ずつ防臭効果のある袋に入れて、それをさらに密閉できるゴミ箱に入れておけば臭いはかなり防げます。
まとめ
飼いやすく、臭いが気にならないペットで一押しなのは、「チンチラ」です。
他にも
チワワは、定期的なブラッシングとシャンプーをしてキレイにする
ウサギは、毎日トイレ掃除をしてキレイにする事と、体が汚れたときは拭いて清潔にする
文鳥は、日光浴と水浴で体臭がほとんどしない
ペットの臭いの原因3つは、体臭・口と肛門腺の臭い・排泄物の臭い
ペットとニオイは切り離せないもので、その独特のニオイが癒さられることもある反面、耐えられないニオイもあります。
ペットに気になる臭いがある場合は、それぞれに合った対象方法を知って、早めに取り除くことがポイントですね。
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