「専門学校の入学式って親も出ていいのかな?」
こんな疑問を解消します。
1)【専門学校入学式】に親は出席するもの?
2)親が専門学校入学式に出席するデメリット3つ
3)メリット3つ
4)親が出席する場合の無難な服装
入学式や卒業式など、お子さんの節目の行事には積極的に参加してきた方も多いかと思います。
しかし専門学校となるとお子さんも18歳前後ですから、出ていいものか悩む人も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、出席したい気持ちを優先して良いと思います。
この記事では式出席のメリット・デメリットを解説するほか、出席時の無難な服装についても紹介していきます。
1)【専門学校入学式】に親は出席するもの?
小学校や中学校の入学式には多くの親御さんが出席されますし、なかば「そういうもの」という風潮もありますよね。
一方、専門学校となるとお子さんは18歳前後。
18歳は現在「成人」でもありますから、そこに親が行っていいものか悩むかもしれません。
しかし、出席したいと思うなら行くべきです。
この年齢になってまで……と恥ずかしがる必要はありません。
大学のデータではありますが、2023年の入学式では家族で参加した割合が56.8%(本人の参加は95.0%)だったそうです。
確かに小学校などと比べれば少ないかもしれませんが、半数は超えています。
入学式はこれまで何度も出席していたとしても、専門学校の入学式は1回目。
お子さんの新たなスタートの場に立ち会うのも良いのではないでしょうか。
2)親が専門学校入学式に出席するデメリット3つ
同じ入学式でも専門学校になると悩むのは、明確でないまでも何かしらのデメリットがあるような気がしているからでしょう。
ここでは考え得るデメリットを3つ紹介していきます。
①お子さんに嫌がられる
18歳頃というと思春期の真っただ中ではないものの、「もうわざわざ来なくてもいいよ……」と嫌がられてしまうかも。
中学校から高校に上がる時と比べ、お子さんの自律心も高まっているはず。
特に専門学校だとその先の就職等を見据えた進路選択になっているでしょうから、「大人」としての意識も芽生えているかもしれません。
その結果、「いつまでも子ども扱いしないでほしい」という気持ちを抱いてしまう可能性はあります。
②子離れできていないと思われそう
周りの人から「あの親御さん、まだ子離れできてないんだ」と思われてしまう可能性はゼロではありません。
人によって考え方は異なりますから、いつまでも子どもの隣にいるのは良くないと思っている人もいます。
しかし冷静に考えて、ただ入学式に参加するだけで「子離れできていない」と判断するのは見当違いです。
とはいえ少しでもそういった視線で見られるのは嫌ですよね……。
もし気になるようなら、行き帰りは別行動にするといった対策をしてみるのも良いかもしれません。
③親離れできていない子ども、と思われそう
2つ目と似ていますが、今度はその矛先が親御さんではなくお子さんに向かうパターンです。
もしかすると、こちらの方がみなさんにとって辛いかもしれませんね。
お子さんにはできるだけ嫌な目には遭ってほしくないもの。
自分のせいで変なレッテルを貼られてしまったら、と思うのも仕方のないことです。
3)メリット3つ
先にデメリットを挙げましたが、もちろんメリットもあります。
実利的な面もあるので、ぜひ検討の材料にしてみてください。
①学校の雰囲気を確認できる
お子さんがこれから通うことになる場所ですから、ちゃんとしたところなのか自分の目で確かめておきたいですよね。
普段はなかなか入る機会がないでしょうから、入学式はチェックする絶好のチャンスです。
②保護者会に参加できる
学校によりますが、入学式の日に保護者会を開催するところもあります。
①のように個人的に構内や先生・学生の様子を窺うのも良いですが、きちんと保護者向けに説明してくれる場があるのなら、参加しない手はありません。
それに保護者説明会を開くということは、入学式に親も参加することを推奨しているとも言えます。
となると、なんら悩む必要はないのです。
③お子さんの晴れ姿を見られる
なんといっても、お子さんの晴れ姿を見られるのは嬉しいですよね。
それに、大学に入り直すといったことがない限り最後の入学式となります。
新しい一歩の瞬間に立ち会うのは感慨深いもの。
一生に一度の機会ですから、悩んでいるなら参加しても良いのではないでしょうか。
4)親が出席する場合の無難な服装
①母親
小中学校では和装の人もいたかもしれませんが、専門学校の場合は洋装が大半です。
ジャケットスタイルが基本で、下はスカートやパンツ、あるいはワンピースと、ご自身の好みで決めていただいて構いません。
色は入学式というハレを意識して明るめ(ベージュ、パステル)も良いですし、着回ししやすい定番のネイビーもおすすめ。
いずれにせよ、主役の学生よりも派手にならないよう気をつけましょう。
②父親
仕事でスーツを着ている方は、基本的にそれで構いません。
しかしよれよれになっていたりサイズが合っていなかったりするのはやめましょう。
お子さんが肩身の狭い思いをしてしまいます。
母親の時と同じく、派手にならないようにしましょう。
スーツを柄物にしたい場合は、光の加減で薄っすら見えるシャドーストライプがおすすめです。
まとめ
専門学校生になってまで入学式に出るのはやりすぎかな……と思っていたかもしれませんが、そういう理由でやめようとしていたのなら考え直しても良いのではないかと思います。
もちろんお子さんの気持ちも大事なので、行動自体は別にしてこっそり見守るといった方法を考えるのも良いですね。
せっかくの機会ですから、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
コメント